タイトルは真面目そうだけど、相変わらずお笑いだよ!
選挙でしたね。(うちは後半戦エリア)
子連れのお母様なら、皆さん経験があると思うのですが、
「子連れは選挙活動の人達にめっちゃ人気」
道を歩けば選挙カーに
「子育てしやすい街にします!応援ありがとうございます!」と手を振られ、
街頭演説の前を通れば
「環境問題に取り組みます!」
と、熱くチラシを渡されます。
…特に、民主共産社民系っていうんですか??そっちの方達に、激しく食いつかれます。
子育てをするお母さんは、野生動物です。
子供を守るためなら、ガルルと勇ましく戦います。
現代の敵は、環境破壊、増税あたりなんかな。
生活、環境、教育インフラ、それらを良くするのが、そうです、選挙です!
という訳なので、要するに強いモチベーションを持って政治を考える素地がある、と思われるのでしょう。それは、わかる。わかるんだけど。
ある日、いつもの公園で、いつものママ友と子供を遊ばせていました。
その公園は地区でもそこそこ規模が大きく、近所の親子連れが連日、大勢訪れていました。
すると、公園に一台の選挙カーが横付けし、私たち親子連れ(正確には、お母さん達)に演説を始めたのです。
「○○市で子育てをするお母様方!毎日お疲れさまです!私たち○○党は、自民党を許しません!云々…」
いやね、マーケティング的にはドンピシャなのかもしれないけどさ、忙しく慌ただしい日々、公園でママ友とおしゃべりする時間ってけっこう貴重なストレス発散の場なんですよ。話が全然できないじゃん。
あとね、下のお子さんを連れてきてる人もいて、寝てる赤ちゃんとかもいるのよ。子供達も「うるさくて話が聞こえなーい」って言ってるし。はっきり言って好感度ダダ下がりですよ。
戦略的には大失敗だぜ
実際、「あ、これ全然盛り上がらないやつだ」と思ったのか、選挙カーは早々に退散しました。
が、その失敗を踏まえたかどうか定かではありませんが、今度は
徒歩で直接乗り込んできた。
真っ昼間の公園に、「ザ・政治家」というオッサンが、会社の忘年会で使うような、ドーンと名前の入ったデカいタスキをかけて登場。
握手して回ってます。
…まあ、愛想笑いはするけどさ、ドン引きですよ。
「あの人達も大変ねえ…」って、話はしたけど、候補者の名前も顔もちっとも覚えませんでした。
という訳で、候補者の皆さん、
「人が他の所で何かをしていて、かつ逃げることができない場所に乗り込んでくるのは、悪い印象しか残らないから控えた方がいいよ」と思います。
やり方が汚いでしょ、こんなの。逃げられないんだしさ、邪魔しないでよ、ってことです。
駅前の「原発に反対の署名をお願いします!」とかはまだいいんだ。
あれも、子持ちのお母さんなら、絶対に反対に決まってる!と心底信じてやって来るので、面倒ではありますが
その際は、「原発推進派なんで」「自民党員なんで(これはウソ)」と言うと
もう心底ビックリして固まってしまうので、その隙に逃げることができます。
でも、息子を乗せてチャリ移動している時に選挙カーに
「ご声援、ありがとうございます!ありがとうございます!」
と、大声で煽られるのは、こりゃどうしたら避けられるのかなー恥ずかしいんだよなー、と思っていたら、私、ある時に気づいてしまったのです。
「…ねえ、息子君さ、ひょっとして、あのおしゃべりしながら手を振るお姉さんの車、いつも手を振ってたりする?」
「うん!手を振ってくれるから、嬉しい!」
…お前かーい!
子供って手を振られると反射的に振り返すよね、なんでだ。
公園遊びといえば、我が家はやっぱりストライダーでした。
運動オンチで体育ダメダメの息子ですが、自転車だけは幼稚園の頃からスイスイ乗れます。ストライダーに乗ってたお子さんはみんな自転車に苦労することないように思います。
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