相変わらずお受験を語るけど、全然役に立たないよ!ガチの方はそこだけ覚えておいてね!

 

 

お受験、私立はそろそろ結果も出そろった頃でしょうか。

 

 

国立がまだ残ってますので、こっちの結果次第、という方も多いかと思いますが、まあ、でもまずまず、大方の方が、どの学校に行くかの決心を固めたあたりかと思います。国立は運の要素もデカいから確実性欠けるしな

 

 

 

さて、とある方から質問ではないのですが、

 

「受かってから、小学校に通うまでどうしてましたか」

 

という話をいただきました。

 

 

 

我が家、合格後にまずしたのは、コレです。

 

 

 

 

大量の紙類の処分

 

 

 

ホントにペーパーが山ほど、残ります。皆さんもそうでしょうが、大量のお受験テキスト類。

 

テキスト類は、そのまま書き込める形にはなってますが、繰り返し使うためにコピーを取っている方も多いはずです。

 

というか、私の周囲ではコピって使う方ばかりでした。

 

 

それゆえ、基本のテキストは一切の書き込みがなく、そのままオークションなどで売却することができます。実際、けっこう売ってます。

 

 

この時期、オクを見れば、○ぐま会とか、ばっちりくんなんちゃら、とか、そのあたり、ゾロゾロ出てきますが、これからお受験をお考えの方、基本的なものは変わらないので、このあたりどんどん利用するのが良いと思います。安くないしな

 

 

その安くないテキストを原本に、大量にコピーを取って、それを毎日、20枚、50枚と、繰り返し学習させます。

 

 

 

なんでも、名門難関小学校に合格するには、

 

「その子供の身長ぶんほどのペーパー」

 

をやる必要がある、という話すら、あります。

 

 

 

 

最初聞いた時、うわすっげーなあ!と驚いたのですが、その話をしてくれたママさん、

 

え?そうよ?

 

と、こともなげに言われ、

 

世界違うぜ

 

と思ったものです。その方のお子さん、超難関校に受かりました。

 

 

 

実際、プリントは、毎日、反復させるものなので、すぐに枚数が行きます。我が家のトンチキ息子のズッコケお受験ですら、息子の胸のあたりを超えるほどの、プリント量になりました。

 

それら段ボールに数箱、

 

その他、巧緻性関係の折り紙や工作、お絵描き、ちぎり

教材関係いろいろ

 

各種学校のパンフレット、願書

 

もう、山ほどのお受験グッズ…

 

ほとんど、来年以降受験をするママさんにまるっとあげちゃいました。

 

私もこんな先輩ママさんが欲しかった…!!

 

 

 

 

あ、大量のペーパーは、燃やして焼き芋やるんだ!と、意気込んでいたのですが、普通のA4用紙ってけっこう燃やすの大変で、無理でした。普通に古紙回収行きです。

 

 

 

我が家のお受験を支えてくれたスキャナープリンター、先日壊れました。万単位の紙を印刷し、受験後も3年間は動いていたワケです。日本の工業製品の質の高さは本当にスゴい。本体6000円なのに…

 

捨てる際、なんか「いろいろありがとね」と、ちょっとしんみりしてしまいました。君のおかげで受験頑張れたよ。

 

 

 

そして、息子はつかの間の自由時間となります。

 

入学まで、思いっきり遊ぶんだよ!…

 

 

 

と、そんなワケにもいかないんだなあ。

 

 

 

幼稚園年長の秋、受験しなかった子供達の間でも、話題になることなのですが…

 

いわゆる

 

入学準備学習

 

ですよね。

 

これ、当然やんなきゃなりません。

 

 

 

 

そうですね、一般的には、ひらがなの読み書きとか、自分の名前くらい書けるように、とか、簡単な計算、とかですかね。

 

 

この時期に特化した教室や、各種テキストも本屋には並んでいます。

 

 

くも○式なんかも、対策してくれているみたいですね。

 

 

で、お受験キッズの入学対策、とは。

 

 

まずですね、やはりペーパーをこなしていただけあって、正直市販のテキストは、まったく問題なく…どころか手応えなさ過ぎて全然お話になりません。

 

 

読み書きも、受験したような子供は大体、スラスラできる場合が多いです。現在、学校の国語は壊滅的なアホの息子ですら、この時期は対策してないお子さんよりもずっとできました。

 

 

 

しかし、お受験キッズが行く学校、ってのは、

 

要は全員、そのレベルってことなんですよ。

 

 

受験の際、ほとんどの方が各種お受験教室に通っていたかと思います。もちろん家庭学習のみで受験を突破した方もいますが、やはり少数派です。

 

 

そして、そんなお教室がですね、

 

 

こんなビジネスチャンスを逃すわけもなく

 

 

やはり、合格後のお子さん対象に、入学準備の講座を設け、そこに勧誘されるのです。

 

 

これ、通いますか?

 

 

この件、実は私の周囲では、

 

「合格後のお教室問題」として、

 

完全に意見が割れていたんですよね。

いや、そんな大した問題じゃないんですけど…

 

 

 

 

「通わなかった」「断った」方の理由…

 

合格するために、お教室の言いなりに、莫大なお金をかけてきた。もうこれ以上、ここにお金を落としたくない

 

 

お受験の際、お教室と保護者の力関係は、完全にお教室が上となっています。そりゃそうです、アッチはプロです。

 

しかも、お教室によっては、「○○学園に強いコネがある」とかいうのがウリのところすら、あります。真偽不明ですが、単願で合格後絶対に入学することを条件に、軽く優遇させることができますよ、という教室もあります。

 

実際、そういった教室は、学校との信頼関係があるらしく、正確な過去問を持っていたり、今年の傾向を学校から直接聞き出したりしています。中には、学校説明会の際、学校の敷地内でパンフを配ることすらできる教室も見たことあります。

 

そうなったらね、もう教室=学校、くらいのモンです。

 

絶対に逆らえません。

 

そして、教室は、何かとイロイロ勧めてくるものです。

 

 

「○○校に特化した行動観察の教室を開きますよ」「口頭試問が少し弱いので、マンツーマン指導を」「○○小学校の合格判定の出る模試がありますよ」

 

 

…もう、夏休みとか、すごいです。お教室の言いなりで、夏期講習取り続けていたら、中古車買えます。

 

たとえ、コネありを謳っている教室でなくても、受験直前、親子ともども、不安定な時期にですね、

 

「○○ちゃんは、こことここが弱いので、この教室を…」とか言われてごらんなさいな。

 

もうね、財布のヒモは輪ゴム同然なんですよ。

 

 

ホントに受験直前の保護者、揺さぶられると弱い。打ち出の小槌です。振れば振るほど、ザックザックとお金が出てきますマジ

 

 

「こうはなるまい」と強く決心していた、しかも難関校を受けるわけでもない、そんな私ですら、直前の9月には、幼稚園を数日休ませて個別の指導を受けさせました。あれがどれほど役に立ったかわかりませんが、私の安心にはつながったように思います。

 

 

…とまあ、こんな風に、まさに金に糸目をつけずにばく進していた保護者は、念願の合格をいただき、

 

 

我に返ります。

 

 

私、お教室に、思い切り踊り狂わされていたんじゃね?

 

 

合格した方もそう思いますが、特に第一志望にご縁をいただけなかった親御さんなんて、いろいろとお教室に釈然としない思いを抱えている場合も無くはなく…

 

 

もう、これ以上お教室にお金落としたくないわ

 

と、なってしまうのですね。

 

 

 

一方、お教室の入学準備学習、

 

「通う」「「通った」方

 

こちらも、なかなか複雑です。

 

ほとんどの方、志望校にご縁をいただいた方です。皆さん一様に言うのが

 

「…必要かなあと思わないでもないけど、でも、ご恩があるから…」

 

と、いうもの。

 

子供を合格させていただいた、ありがたいお教室に対して、要するに義理立てするワケですね。

 

 

 

以上、周囲の保護者、いずれにも共通するのは、

 

 

「実は、大して入学準備学習、そのものを心配していたり、対策しなきゃ!という気持ちはない」

 

というあたり。

 

 

そうなんですよね、受験で燃え尽きちゃったのか、小学校入ったら入ったでいろいろ対策しなきゃだし、まあ、今はあんまり学習のこと考えたくないなあ

 

という方が、(少なくとも私の周りでは)ほとんど、な印象でした。

 

というワケで、我が家も大した学習はさせてなかったのですが…

 

 

 

合格後、いくつか講座を受けていたお教室から、アンケートが届きました。

 

お子さんが受験した学校の問題はどんなでしたか

面接はどのようなことを聞かれましたか

 

という、考査の内容を聞くものです。

 

 

これ、すっげえボリュームです。用紙何枚にも渡って、詳細に聞かれます。

 

 

例えば、両親の面接の際、お父様、お母様、どちらから呼ばれましたか?とか、左右、どちらに座りましたか?とか、室内の間取りまで、図入りで書かせるようなものです。

 

 

問題に関しては、当然子供しか知りません。

 

子供に聞くのですが、

 

 

アホ息子、数日しか経ってないのに、ビックリするくらい、まるっと、忘れてやがりました。お前さん、マジほんとよー受かったな…

 

 

仕方ないので、一緒に受験したしっかり者の子に聞いたりもしつつ、何とかアンケートを埋めて送付。

 

 

これ、何に使われるかというと、当然、来年以降の対策の資料となるワケですね。過去問なども、これらを元に作られているという話です。

 

 

こんな大変なアンケート、なんで答えるかというと…

 

 

当然、恩返しの気持ちもあるのですが、このお教室は、アンケート送付者を対象に、「入学準備のテキスト」をくれる、というのがありまして、私はそれが目的でした。

 

 

お教室に通わせるのは、なーんかもういいかなって思うけど、対策しないのはちょっと気が引ける。

 

 

市販のテキストはお話にならない。

 

 

お教室が作ったテキスト=私立小に受かった子に合ったテキストだろう!これ、欲しい!

 

と、そう思ったんですよね。

 

 

そして送られてくる入学準備テキスト。

 

 

 

 

 

アホほど難しいでやんのwwww

 

 

息子、まったく歯が立たず。下手すると私もわかんないレベル。

 

 

ああ、難関校受かった子は、これ解くのかあ…すげーなあ。おばちゃん、もう天を仰いじゃうよ。

 

 

といっても、良問ぞろい、思考力を試される問題ばかりでしたので、親子で、ヒーコラ言いながら、一応は最後までやり通しました。

 

 

…というワケで、我が家の入学準備、これっきりで終了。

 

 

全然参考になんねえな…

 

 

 

 

 

あ、難関校受かった子達は、受験でついた学習の習慣を維持するため、変わらずずっと勉強を続けていた、という子が多かった印象です。

 

合格を機会に、くも○式に通い出した、という方も数人おりました。

 

普通だと、大体、このあたりでしょうか。

 

 

 

 

 

 

合格したばっかりでもう次の勉強か!お受験キッズも大変だけど、大学卒業するまでは勉強と縁が切れることはないので、まあ、頑張ってくれ。お母さんも頑張れ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当時これあったら迷わずやらせたのに。お母さんこういうのスキ。

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