介護と趣味の両立に自転車がおすすめな理由と実際に両立した結果

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親の介護、正直大変ですよね。

介護疲れやストレスから少しでも自分の時間を確保するために、趣味を始める人も少なくないでしょう。

 

とはいえ介護と趣味の両立は非常に難しく、趣味を作ったところで介護の時間に当てられたり、介護のことで頭がいっぱいになったり、中々心のケアが取れないと思います。

 

実際に僕も親に代わり、祖母の介護をしていて、2020年アラサーながら仕事を辞め介護をしながら生活しています。

介護と趣味の両立、何かできないか?と考えて作った趣味が自転車(クロスバイク)でした。

 

そこで今回は

  • 自転車に乗る時間はあるの?
  • 介護と両立で何が変わった?

を踏まえ、介護と趣味の両立に自転車がおすすめな理由を実際に実現した僕がお伝えします。

目次

介護と趣味の両立に自転車がおすすめな理由

介護の精神的、体力的ストレスが非常に大きい。

仕事をしながら介護をする場合は、仕事の時間を割り切って解消させられるものの、つきっきりの介護の場合ストレスの膨張は計り知れません。

 

ウォーキングで気分転換するにも、ウォーキング=自分の体全体を足で支えるため介護疲れで歩く気にもならないと思います。

しかし、自転車はサドルで上半身を支えることから、足の負担が少ない事が挙げられます。

その為趣味で始めやすい。

運動不足解消効果と脂肪燃焼効果

介護疲れから進んで外出したり、運動不足解消を行ったりすることを体は拒否しまいます。

外に出る事が買い出しくらいしか用事なく、知らず知らずのうちに運動不足になりがち。

介護ストレスも相まって、肥満気味に陥る人もいるでしょう。

 

実際介護ストレスで10kg体重が増加したこともあり「このままではまずい」と思ってクロスバイクを始めました。

クロスバイクは自転車の中でもスポーツバイクの類に属し、やや前傾姿勢のポジションで体全体の運動不足を解消する効果があります。

また、20分以上のサイクリングが多くなる=有酸素運動により脂肪燃焼効果も期待できます。

 

運動不足を解消すれば、体が楽になったり自分の体重を減らせればそれだけ必要なエネルギーも少なくする事ができます。

介護と自分の健康の両立も実現可能。

汗をかく事は身体的ストレスを解消できる

脂肪を燃焼できる事は、当然汗をかくことになります。

介護で身体的なストレスは慢性化していて、普段汗をかくところが偏っている人も少なくありません。僕も汗をかくのがお尻か肩しかかかない体になってました。

 

介護ストレスは自律神経も不安定になりやすい。特に夜中起こされる要介護3以上なら尚更です。

したがって汗をかくのが不器用になっているわけです。

その不器用になった体をクロスバイクを始めて汗をかけば、体全体でかく事ができ、身体的ストレスも解消する事ができます。

 

よくストレスが溜まっていて壊したい衝動とかありますよね。

クロスバイクやロードバイクなら、風を切る爽快感とスピード感で解消できます。(スピードの出し過ぎは注意)

 

景色、スポットを楽しむことで精神的ストレスの解消になる

代わり映えしない毎日、介護をしながらでも楽しめる景色はテレビ、スマホ、家くらいの限度の低さ。

介護で家につきっきりな人だと、起きるのもいやになるしリフレッシュできないことから食事等でストレスを解消してしまいがち。

 

クロスバイクなら短時間でも様々な景色や観光スポットに訪れる事が容易で、精神的なストレスをリフレッシュする事ができます。

日本には春夏秋冬あるわけで、クロスバイクを介して四季の景色を見に行くことも可能です。

慣れてくれば他府県まで….なんて新しい発見もストレス解消になります。

 

ただ外に出るだけでも効果的

景色やスポットのために自転車を転がすのもいいですが、介護で「家にいるのが嫌」とうんざりしている人も少なくありません。

自転車は目的のみならず、ただ外に出るだけでも一つの癒しとしてストレスを解消できます。

 

川の土手で読書したり、ぼーっとしたり、商店街や神社、知らないところでの他の人との出会い等々、クロスバイク一つで様々な楽しみ方ができるのもおすすめな理由の一つです。

介護と自転車の趣味を両立で何が変わった?

 

介護とクロスバイクの趣味を両立した結果、明らかに介護に対するストレスが変わりました。

溜めていた介護ストレスの解消と共に、サイクリングを通じてストレスに強くなり、介護に対するストレスの感じ方が大幅に減少しました。

 

今までは祖母の介護ということもあり「なんで俺がしないといけないんだよ」と思いながら、夜起こされたりしたらブチギレて処理する事も多かった。

しかし今はキレたりすることもなく、「まあ仕方ないよね」と客観的に介護をみて、できるだけストレスを感じないように考えられるようになりました。

 

喧嘩は同じレベルの頭の人にしか発生しないというのは正にその通りで、介護ストレス=当たり前になると介護側の人間と同じレベルでキレたりしてしまいがち。

 

そこを自転車で

  • ストレス解消
  • ストレスに耐えられる心の強化
  • 自転車による日常からの脱出

乗り越えられるようになりました。

自転車を通じて一つの話題に

介護をしていると、どうしても話す話題がなくなりボケた相手の同じような話を延々聞かされてしまいます。

聞かされ続けていれば、当然同じレベルの人間になってしまいますし、自分の自制心や価値観も変わってしまいます。

テレビで取得できる情報に限界がありますし、同じ話題になるものの「私何やってんだろ…」と感じる人もいるでしょう。

 

しかし、自転車で例えば神社巡りの画像を撮影したり、お土産を買って帰れば一つの話題として活用できますし、親も次のサイクリングを楽しみにしてくれる場合もあるのです。

自転車を通じた話題つくりは、あなたも新しい発見でハッピーになりますし親も関心して聞いてくれたりするものです。

 

可愛くない親は別ですが。うちの祖母は話題を出せば

  • 何のために行ったの?
  • 昔行った事があるわ
  • しょうもないな

とオワコンです。

自転車と介護の関係性を知り自分はこうなるまいと実感する

介護が必要になる、あなたは何が原因だとイメージしますか?

ボケたから?年齢的に?補助が必要になったから?

 

僕の勝手な答えですが、足腰だと思います。

高齢者は足腰を痛めるとボケやすいとか足が悪くなると一気に介護レベルが上がるとかよく言われている事です。

なぜなら、足腰が弱くなっても高齢者に努力させる事が不可能に近いからです。

 

当然ボケ始めて介護レベルが上がり、介護を必要とします。

理由がわかっていれば、「自分はこうなりたくない」と思いますよね。それを自転車は気づかせてくれます。

 

クロスバイクに必要な筋肉は下半身がほとんど、言ってみれば老後に必要な筋肉をサイクリングを介してトレーニングしているのです。

実際にサイクリングロードで、70歳果ては80歳超えた高齢者がロードバイクにまたがり若者に負けない力でサイクリングを楽しんでいる風景を目の当たりにします。

 

なぜ自分の祖母と同じくらいの年齢の人がロードバイクに乗って元気でいられるのか?介護をしている僕は関係性を知り実感させられるわけですよ。

体は資本なら、スポーツバイクは資本作りに効果的だと。

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介護しながら自転車に乗る時間はあるの?

問題は自転車に乗る時間があるかどうか?ですよね。

でもよく考えてみれば、真面目に介護をしても周りの人が褒めてくれたり評価するだけで数年以上の時間を消費するわけですよ。

「苦労して育ててくれた親に感謝したい」と考え介護を付きっきりになれる程、人は強くありません。

何なら付きっきり=金銭面のトラブルで悲しい結果が訪れてしまう事は目で見えているはずです。

 

少し肩を下ろして客観的に見て自分の時間は作るべき。

僕が始めに取り組んだのがデイサービスです。

大体朝の9時~15時くらいまで通所介護してもらうサービスですが、この6時間の間に自分の時間はいっぱい作れておすすめです。

6時間もあれば、3時間サイクリングするだけでも達成感もリフレッシュもできます。

 

何よりデイサービスは

  • お風呂
  • リハビリ
  • 昼食

をやってもらえるので、通わす回数を増やせばリハビリで足を動かす練習になりますし、1人で大変なお風呂入れもしててもらえるので便利です。

要介護レベルによって介護保険が変わるので、相談してみるといいでしょう。

ショートステイを実施する

 

ショートステイは3~5日介護施設に宿泊させるサービスです。

その間介護を必要としないので、自転車に乗る時間もプライベートな時間もたっぷり取る事ができます。

 

その分デイサービスより割高になります。こちらも介護レベルで相談してみるといいですよ。

(まとめ)自転車で健康的にストレスをリフレッシュ

自転車は

  • 脂肪燃焼効果
  • ストレスの忍耐力向上
  • 運動不足解消
  • ストレス解消
  • 老後の体作り
  • 健康つくり

と介護で不健康な体、ストレスの向き合い方に期待が見込めます。

介護ストレスはどうしてもうつな方向や食事、酒にいきがちで、気がついたら自分が病気になって共倒れしてしまう事もあります。

自分の時間が取れないばかりか、思い詰めるタイプの人だと相談することも躊躇してしまいがち。

 

まずは自分の時間を作れるようにケアマネに相談し、デイサービスやショートステイの実施を積極的に取り組んでみましょう。

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