花弁が唇弁化した風変りな蘭「シンビジューム・スウィートワイン」。あまり蘭らしくないが、集まった花が不思議な雰囲気をかもしだす。花弁の末端がワイン色に染まるのもいい。
(2020-02 東京都 神代植物公園)
ラン科シュンラン属
学名 Cymbidium Sweet Wine
原産地 栽培種
多年草
交配は( Cym. Sweetheart × Cym. Rathel )。
1986年の登録品種である。本品種は少し風変わりな品種である。花弁が唇弁化するもので、普通の華やかなランの傾向とは違うものとなっている。いわゆる「奇花」の部類であるが、このような品種が多くなっても可能性があってよいと思う。