野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

茎も葉も赤くなるアカバナ(入笠山シリーズ06)

2019年10月18日 08時15分12秒 | 

アカバナは花が赤いからアカバナだと素朴に思っていたが、赤くなるのは花だけではなく、茎や葉もらしい。赤い花はたくさんあるから、この名前がついたのは秋が近づくと茎や葉が濃い紅色になることによるのだろう。小さな花で、写真で花の赤を出すのに苦労する。アカバナ科アカバナ属アカバナという一人独鈷の花である。

(2019-09 長野県 入笠山) 

 

アカバナ(赤花)
多年草
北海道-九州の山野の水湿地に生える。高さ30-70cm。茎には細かい毛がある。葉は対生し、長さ2-6cm、幅0.5-3cmの卵形-卵状楕円形で、基部はしばしば茎を抱く。茎や葉は赤みを帯びることが多い。葉腋に直径約1cmの紅紫色の花をつける。花弁は4個で浅く2裂する。柱頭はこん棒状。萼には腺毛が多い。さく果は長さ3-8cmの細長い棒状で、熟すと4裂する。花期は7-9月。(野に咲く花)
学名は、Epilobium pyrricholophum
アカバナ科アカバナ属

 

 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。