Excelファイルには、プロパティという情報を持たせることができます。

タイトルや作成者とかバージョン番号とか。

 

これはExcelファイル特有の情報で、Excelの[ファイル]→[情報]画面の右側の[プロパティ]で設定できます。(設定によっては新規作成すると作成者にはWindowsにログオンした際のユーザー名が自動で入ってしまうので気を付けましょう)

 

一方、Excelファイルに限らず全てのファイルにはプロパティを設定することができます。

Windowsのエクスプローラでファイルを選択し、マウス右ボタン→プロパティで表示されるものです。

 

タグ、コメントなどのプロパティはユーザが自由に使用でき、Excelの中(マクロ)からでもエクスプローラからでも設定、参照できます。

大事なのはこの情報は、Excelファイルが壊れても参照できることです。

Excelファイルは壊れて開けなくなることがたまにありますが、

Excelの中から計算結果や重要な情報をこのプロパティに書き出しておけば、ファイルが壊れていても修復する前にファイルを開かずにこれらの情報をエクスプローラで見ることができます。

 

VB.NETなどでExcelファイルを開いて自動で集計処理する際、単純な結果でチェックできるものであれば、結果をプロパティに書き出しておくようにすれば高速に、ファイルが壊れていても問題なく処理できるので、活用してみてください。