「Jailbreak不要なiOSアプリストア AltStore beta版にアプリ入れてみました」で、PATREONメンバへ公開(2019/11/18)されているAltStore beta版でMac版AltServer経由のサイドロード、再署名の手順などを書きました。
2020/3/25AltStore beta版のアプリソースリポジトリ追加機能がリリースされましたので試してみました。
※AltStore beta版リポジトリ追加機能リリースTwitterアナウンス(2020/3/25)
ソースリポジトリを追加してアプリをインストールする手順を下記に載せます。
①AltServerのbeta版(Windows版Version 1.3 beta 2)をPCにダウンロードしてインストール後、起動します。
②iPhoneでAltStore beta版を起動し、Version 1.3b2に更新。
③Browseタブを選択すると右上に "Sources" ボタンが表示されます。
④"Sources" ボタンを押すと、現在登録されているソースリポジトリが表示されます。
⑤左上の "+" ボタンを押して、AltStoreのTwitterで紹介されている「Quark Source」ソースリポジトリ(左下)をダイアログに入力します(右下)。
⑥「Quark Source」ソースリポジトリが追加されました。
⑦右上の "Done" ボタンを押すと、「Quark Source」ソースリポジトリのアプリ一覧が表示されます。
⑧試しに「unc0ver」アプリを "FREE" ボタンを押してインストールしてみると、My Appsタブに「unc0ver」の署名有効期限が表示されました。
⑨「unc0ver」アプリアイコンも出来ています。
⑩「unc0ver」アプリを起動すると、見慣れた画面が表示されました。
Windows AltServer beta版経由のAltStore beta版で、ソースリポジトリを追加してアプリをインストールする手順は以上です。
AltStore Twitterでは、「Quark Source」以外のソースリポジトリもいろいろ紹介されています。
また、ソースリポジトリを追加するためのJSON書式は公開されていますので、ipaファイルがあれば自分のアプリを公開することができます。
さらにソースリポジトリを追加するためのJSONを生成するデザインツールも公開されています。
※GUI editor for making your own AltStore source
この機能を使用することでJailbreakせず、自己署名の7日間制限をクリアして簡単に自分のアプリを公開することができるようになりました。
PATREONメンバ以外のソースリポジトリ追加機能の一般公開(AltStoreアプリ正式版での機能サポート)はまだ未定です。
時間はかかっていますが、だいぶ進化してきていますね。(^^)
※次の記事「Jailbreak不要なiOSアプリストアAltStoreの最新開発状況など2020/04」に続きます。