AltStore beta版(1.4b8)では、サイドロードしたアプリのアイコンを変更する機能が追加されました。
iOS13.5ではショートカットのスクリプティングを使用したアプリアイコン変更はショートカットアプリ自体を一瞬経由しますし、URLスキームを使用したブックマークはSafariを一瞬経由してしまいます。
この一瞬がアプリ起動時に毎回のことなので結構気になり気持ち悪いと思う方も多いと思います。
AltStoreを使用すれば、上記のようなことはなく、Jailbreakしないでアプリのアイコンをすっきり変更できることになります。
PATREON向けのAltStore beta版(1.4b8)をインストールしてみましたので紹介します。
①AltServerのbeta版(Windows版Version 1.3 beta 2)をPCにダウンロードしてインストール後、起動します。
②iPhoneでAltStore beta版を起動し、Version 1.4b8に更新。
③早速サイドロードした下記の自作アプリ(AmebloViewer)のアイコンを変えてみます。
④AltStoreのMy Appsタブを選択して、AmebloViewer のアイコンを長押しします。
⑤ポップアップメニューが表示されるので、「Change Icon」を選択します。
⑥ポップアップメニューで「Photos」を選択すると、写真アプリが立ち上がり好きな写真を選択できます。
⑦任意の写真を選択すると、AltStoreに戻りAmebloViwerのアイコンが変わっていることがわかります。
⑧念のためホーム画面を確認するとアイコンが変更されています。
⑨元のアイコンに戻すには、AltStoreから戻したいアプリのアイコンを再度長押しし、「Remove Cutom Icon」を選択します。
説明は以上です。
AltStoreのPATREON向けのbeta版は最終段階で、正式版の公開ももうすぐのようです。
#編集後記
アプリアイコン変更は古いバージョンのiOSでは出来ていたのですが、出来なくなってからiOSの永遠の課題のような気がします。
AltStoreでJailbreakしないでアプリのアイコンをすっきり変更できる仕組みは、Activate、Deactivateの際のアプリデータのリストア、バックアップの仕組みを利用したものと思われます。
興味ある方は、下記Riley TestutさんのGitHubリポジトリをご覧ください。