在宅避難の時の備蓄

こんにちは、2019年8月末に九州で1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が降り長崎や佐賀に福岡では大雨特別警報と避難勧告が出ました。

全国放送のニュース番組でも取り上げられていたのでかなりの人が知っていると思います。

管理人は九州在住で雨がそこまでひどくない地域でしたが、それでも雨が激しかった時は庭の低い所に水が溜まり、このまま振り続けたら浸水するのではないかと不安になりました。


近くで被災が起きたときが防災に一番関心が高まる時だと思います。
実際、管理人も先日の豪雨によって防災意識が高まりこの記事を書いています。


テレビでも言っていたのですが避難所に行く間も危ないし、避難所の集団生活が嫌、小さい子供がいるから避難所は難しい、高齢者だけなので避難所への移動自体が危険なので自宅避難をする選択肢も紹介されていました。

最近では自宅非難にそなえて準備している人が増えています。

このサイトは料理ブログですし、在宅避難の時に不安になる食を中心に防災の参考になる記事を書きます。

在宅避難とは

在宅避難とは避難所に行かずに自宅に避難している事です。

上記にも書きましたが、避難所では多くの人の安全を確保するのが優先なのでプライベートな空間はほぼありません。

配給品は届きやすいですが、小さい子がいる家庭や家から避難所に行く道中が危険と感じたご年配の人は、自宅にいる方が安全な場合や出る方が危険なので在宅避難として自宅に残る場合もあります。

先日の大雨の時も避難所はあるものの、雨がすでに激しい場合は自宅にいた方が安全な場合もあるとテレビでコメンテーターの方が話してました。


その人の住んでいる立地や状況によるので何とも言えないですが、災害が起きている間と直後は『物理的に命を守るための最善の行動』が大切です。

在宅避難は、事前に自宅周辺のハザードマップと自宅の耐震基準を確認した上で、被災後も建物倒壊や火災等の危険性がないことが確認された場合においてのみ実行してください。地震の際の避難の流れは、警視庁HP内の「避難の場所と流れ」

(https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/saigai/jishin/hinan_nagare.html)を参照

インフラが整うまでの準備

地震や大雨、津波などが過ぎた後は電気、ガス、水道の今まで当たり前に使えていたインフラが機能しなくなります。

すぐに復活するとは限らないので、その時のための備蓄をしておくが大切です。

救援物資が届くまで72時間程度と言われていますが、土砂崩れや道が壊れるたり、広域での被災の場合は物資の支給も遅くなるので余裕を持って備蓄しておくの需要です。

スーパーなどを開ける場合もありますが、被災地の人のほとんどの人が買いに来るので購入数が制限されたり、先着100名までなどの規制があります。

小さな子供がいる家庭は行列に並ぶことも難しいと思うので準備が大切です。


ちなみに、インフラが復旧する順番ですがガス、水道、電気の順と言われたり電気、水道、ガスの順と言われたりしています。

地域の構造、被害の状況で変わるので何とも言えない所だと思います。

ガス

ガスが無くて困るのは温かい食事がとれないこと。
準備できるものとしてはカセットコンロとガスボンベ。
電気があればIHや電子レンジで代用はできます。

しかし、家自体が崩壊したり危険なので出た場合は、屋外でも使えるカセットコンロはとても助かります。

人は食べるものが無いよりも、飲み水が無いほうが先に死に至ります。

ミネラルウォーターの備蓄をしていて、賞味期限切れた場合は飲んでも大丈夫?
市販されている水はほとんど、ろ過と加熱処理されています。
その場合は賞味期限が切れていても大丈夫とも言われています。

賞味期限がある理由は、ペットボトルに通気性があり量が減ります。
表記よりも少ないものは売れないので賞味期限があります。

もちろん、永久に大丈夫か?と言われれば何とも言えない所なので定期的に開けて飲んでチェックがてら使うのがいいのではないかと思います。


お店で売ってるアルプスの天然水などは賞味期限が2年ほどのものが多いですが心配であれば↓のように防災用に長期置いておける水もあります。

5年保存水(2L×6本×20ケース)まとめ買い・大量注文・一括購入/防災用・災害用飲料水

水の確保はかなり重要なのでもう一つ便利なものを紹介します。

携帯浄水器の『ソーヤミニ』
池の水や雨水だけでなく泥水もろ過して飲み水にできます。
車用のシガープラグも使えるのでキャンプの時なども活躍してくれます。(乾電池も使えます)

お風呂の残り湯をろ過したものを水質検査に出したら一般細菌、大腸菌をしっかりカットしてくれたとのデータもあり安心です。

電気

電気があればかなり生活が快適になります。
被災地の明かりが無い夜は二次災害が来ないかと不安があおられます。
温かい食事や電気毛布など人間は温もりに安心を感じます。

電池だけでなくても手巻きやソーラー充電ができる電化製品、ランタンやラジオを持っていると安心です。

食べ物の備蓄

水もですが食べ物の備蓄があるとかなり精神的に安定します。
水も食べ物も少なく、支援物資もいつ届くかわからない状態は人の心を不安定にしてしまいます。

備えあれば憂いなしです。


最近の非常食は美味しいものが増えているので『食べるものが無いから食べる非常食』ではなく『長期保存できる食べ物』に変わってきています。

非常食の種類

保存がきく非常食は災害の時だけでなく、買い物に行くのを忘れた時のもしもの時に役に立ちます。
有名な所で言うと
・アルファ米(水で60分、お湯で15分でできる)
・発熱非常食 カレーライス、牛丼など
・フリーズドライ
・パスタなどの乾麺
・缶詰(缶詰ごはんもある)

最近話題のアルファ米は『最悪、水でも作れる』
みたいに思われていますが、水で作った方が味が濃ゆく感じて食感は固め。
お湯で作ると味がまろやかで食感はふんわりしてます。

商品によっては水の方が美味しかったり、お酒のあてにする時は水の方が美味しかったりもします。

下水道が機能しない場合もある

意外と知られてないこととして下水道が機能しないときは水を流すことができません。

カップラーメンの汁も流せないので、汁が出ないような食事を選んで食べる必要があります。

発熱非常食のカレーライスなどはそういった時にとても便利です。
お米も食べられてとても満足できます。ただ、少し値がはるのがネックです。
色んな種類を少しずつストックしておくと飽きずにその状況に合わせたものを選びやすいです。


近所のスーパーで買ってもいいですし、ネットでまとめ買いしたり美味しそうなのを選ぶのもいいですね。

楽天で売ってます⇒非常食の検索結果【楽天】

ローリングストック法

最近では非常食が美味しいこともあり、ローリングストック法が紹介されてます。

例えば、お店で商品が売れたら在庫があるうちにまた注文して補充するように、ある程度のストックを残しつつ、定期的に非常食を食べてまた買っていくことで賞味期限切れを防ぎます。


それ以外にも、被災した時に心配なのは小さなお子さんがいる家庭。
お腹を空かせたわが子に非常食を食べさせようとしたら、食べなれてない味のせいか『コレ、いらない』とそっぽを向かれたそうです。

何度か食べることで食べなれておくのも重要ですし、そのままで食べないのならひと手間加えて食べるアレンジを見つけておくのもいいですね。

在宅避難の食についてまとめ
在宅避難をするなら備蓄が重要
水と食べ物は必須
非常食の種類が増えて美味しくなってる
ローリングストック法で賞味期限切れをなくし美味しい食べ方を見つけておく

持っておいた方がいい防災本

最後に、被災した時にまず必要なのは情報です。

在宅避難で役立つ備え方や知識を紹介してくれるので指南書として持っておいて損はないです。


例えば、本当に役立つサバイバルレシピ(ポリ袋レシピ/節水レシピ/火を使わないレシピ/缶詰レシピ/おやつレシピ)では先ほどのインフラが復旧する前に役に立ちますし、水の確保情報などものっています。

リビングか玄関に置いておきいざという時に持っておけばとても心強いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました