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●【苦しい子育て⑥】夫に、私の全部を分かって欲しと思っていた。
こんにちは、モラハラ妻卒業の専門家 庭田真理子です。
ブログを通じて、私の世界観を少しづつお伝えしています。
私の転機は、次男を産んだ直後の苦しい子育てを乗り越えたこと。
３人の子育てを通じて得たことを、少しづつお伝えしています。
私は、どうして「苦しい」の一言も、言えなかったのか…
私は、家事育児がしんどい頃、夫に「家事育児をよくやってるね」って、認めて欲しかった。
そして、もう１つ、やって欲しいことがあった…
それは…
夫に、私の全部を分かって欲しいと思っていた。
家事育児がどんなに大変か…
毎日どんな気持ちで、家事育児をしているか…
私がどれだけ苦しかったか…
それらを夫に全部分かって欲しかった。
ところが、いくら訴えでも、夫は分かってくれなかった。
どんなに、泣いて訴えても、ダメだった。
そしてそのうち、夫も言い返すようになり、夫婦喧嘩になった。
「お前だけが、大変じゃないんだ」
と、当時、このセリフを何度言われたか…
でも、当時は、私は全く気がつかなかった。
夫には、夫の気持ちがあるなんてことは、全く気がつかなかった。
「私がこんなに苦しいのに、どうして分かってくれないの！！」
その思いしか、私の中にはなかった…
今なら、夫の気持ちも少しは、分かる…
夫だって、朝早くから、夜遅くまで仕事をしていたし。
通勤だって１時間以上だったし。
妻や、子供を養うために、責任を背負って仕事をしている重圧感もあっただろうし。
これらをほんの少しでも、感じることができたら、よかったんだけど…
それにね、もう１つとっても大事なことなんだけど、私は気付いていないことがあった。
それは…
「夫と私は、それぞれが違う人格を持っている個人なんだ！お互いを１００％理解するのは無理」
しかも、お互いに「自分が一番大変！」って言い合いをしているんだから、当然分かり合えるわけがないよね。
近い人ほど、相手を自分の思い通りにしたいんだよね。
それは、絶対無理なのに…
そして、できないことに腹を立てて、勝手に傷付き、相手を嫌いになっていく。
ずっとこれをやってきたなぁ…夫に限らず…
私は、いろんな人にこれをしていた。
そして、やっぱり私は一人…孤独だ…
そして誰も助けてくれない…
と、どんどん自分の殻に入っていった。
なぜ、私は、殻に入っていったのか…
本当は、認めて！って言いたいのに！
苦しい！って言いたいのに！
それはね、本音を言うのが、怖かったから…
もし「子育てが苦しい」なんて言ったら…
「嫌われる」
「見捨てられる」
と思っていた。
だから、本音を夫に言うのが、怖くてたまらなかった…
本音が言えていないから、
「私ばかり大変！」「私ばっかり忙しい！」
って夫を責めてることしかできなかった。
本当は、ストレートに夫に「子育てが苦しい…」と、言えたらどんなにラクだったんだろう…
この世界観の記事を書くようになって、今まで気づかなった自分に驚くことばっかり。
自分を追い込み苦しい子育てだったので、徐々に自分の感覚がこんなふうになっていった…
最後までお読みいただきありがとうございました。
モラハラ妻卒業の専門家：庭田真理子でした。
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