2019年4月24日水曜日

雇用保険が加入漏れしていたら



事業主が雇用保険の適用要件に該当する労働者を雇用した場合、すみやかに雇用保険の加入手続きをする必要があります。

ですが何らかの不手際があり、後から雇用保険の加入漏れが判明したら、早急に対処しなくてはなりません。

この記事では、雇用保険の加入状況を確認する方法を簡単にご説明いたします。

厚生労働省からの通知


厚生労働省からすべての事業主にむけて、2~3月頃に雇用保険の被保険者数を記載したハガキが届きます。

万が一、事業所で把握している雇用保険加入者数と違いがある場合には、管轄のハローワークに届出ている在籍者を確認する必要があります。

雇用保険在籍被保険者の確認


管轄のハローワークで届出済みの雇用保険在籍者数を確認するには、厚生労働省から届いたハガキを持参するか、窓口で「在籍被保険者の確認願」を提出します。

すると、「事業所別被保険者台帳照会」を受け取ることができます。

内容は、現時点での事業所の雇用保険被保険者リストで、被保険者番号、資格取得日、氏名、生年月日、性別、年齢を確認することができます。


まとめ


「事業所別被保険者台帳照会」に、本来記載があるはずの労働者の氏名がないということは、すなわち加入漏れということになります。

実際に給料から雇用保険を控除している場合は、さかのぼって申請することができますので、早急に加入手続きをしましょう。






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