緑のカーテンを始めよう!朝顔・インゲン・つるむらさき【植物男子第5話】

緑のカーテンを始めよう!朝顔・インゲン・つるむらさき【植物男子第5話】

2019年8月12日 オフ 投稿者:

皆さん、こんにちは。社団法人ランナー龍(たつ)です。


私は自称、植物男子である。(とは言いますが、単にガーデニングが趣味なだけで草食系男子とかそういった意味では全くありません)TOPの緑のカーテンの写真はぶどうです!

 

このブログでは、なるべく難しいテクニックは駆使することなく、気楽に植物を育てている様子を時々、UPしていきます。

 

皆さんは、緑化と言われると何を思い浮かべますか?

最近では都市部でも屋上緑化なんて言葉も耳にしますよね。

樹木を育てる。芝生を育てる。元々、緑の無いところに植物の育成スペースを広げていくことが緑化なのかな、と私は思っています。

 

ガーデニングの醍醐味として、「緑のカーテン」を作ることも楽しみの一つですよね。庭の軒先に一面に緑のカーテンがあると、それはとても素敵な庭であり、憧れます。

 

緑のカーテンとは

私なりの解釈ですが。

緑のカーテンとは、通常部屋などに設置しているカーテンと同じように遮光や気温の影響を緩和させる効果を目的とし、それを植物に代替えさせているといったユニークな発想である。

しかし、ただユニークなだけでなく、植物と言う特性が非常に理にかなっていて、既に我々の生活に広く浸透しているのも事実。

それはなぜか。

植物を建物の外にカーテンのように育成させることによって、遮光を得ることは勿論、建物そのものの温度上昇を抑え、空調の効率を上げるなどエコになるのである。植物自体の蒸散作用(吸収した水分を蒸発させる)が周囲の温度を下げるのだ。

こういった効果に加え、目に優しく、植物育成の勉強にもなるだろう。

緑のカーテンに推奨される植物として、「ゴーヤ」などがある。

風にそよぐ植物はみずみずしく清々しい。植物ごとに異なる特徴的な葉や花。果実は見る者を楽しませてくれる。心の安らぎになっていることでしょう。

 

緑のカーテンを作ってみた

緑のカーテンを始めることにした。

緑のカーテンはゴーヤだけじゃない!もっといろいろあるはずだ!

調べられる限りのつる植物を探し出し徹底的に試してみることにする。

遮光性・丈夫さ・葉の美しさ・手間のかかり具合・その他(花・実・味・連作適正)など独自ではあるが総合的に評価してみよう。

最終的には緑のカーテンのカタログを作ってみようと思います^^

さっそく、作ってみよう!

こんな感じで、プランター、支柱、網の3点セットがあれば直ぐ始められます。プランターは横幅は設置場所の条件によって検討して欲しいのですが、しっかりと根を張らす為にも20cm以上の深さがある深型のものを揃えてください。成長が違います。網や支柱は、どのくらいの高さまで育てたいか、庭やベランダの敷地範囲によって高さを検討ください。できれば人間の身長よりは高く育てたいですよね(笑)

 私はこれを使っています。

 支柱とネットのセット

お近くのホームセンターで良いのがあればそちらでも良いかもしれませんね。

その他ではアイリスオーヤマでも安価で取り揃えているようですね。

【アイリスオーヤマ公式】アイリスプラザ こちらでお探しください。

 

さて、

今回は

・朝顔(アサガオ)

・インゲン

・つるむらさき(別名:オカワカメ)

この3つを紹介します!

 

【朝顔(アサガオ)】

 

遮光性 ★★★ ほどよく遮光が得られる つるの誘導が必要
美しさ ★★★ 葉はイマイチだが 花は美しい
育てやすさ ★★★★★ 夏に強いので 緑のカーテン向け

※5段階評価です

・詳細

種まきは 関東地方の気候で 5月撒きです。

葉の色の濃さは若干薄めだが、ほどよく密集するので生い茂っているように見え、カーテンとして成り立ってはいる。葉の大きさは大きい。朝顔は夏の季節、色々なところでみられるので珍しさは無く、葉もそんなに美しくないので好き嫌いは分かれるだろう。但し花は美しく、好きな人には良いのでしょうね。

暑さに強く、丈夫です。朝顔は小学生1年生の夏休みの宿題にでるくらい、簡単に育てられます。これが育てられないようであれば、問題ありかもです(汗)ただ、虫に食われやすいです。

寒さには弱く、一年草です。但し種が自然にそこいらじゅうにばら撒かれますので、翌年以降、雑草化するので要注意です。

連作は、何年かは大丈夫でしょうけど、だんだん葉や花が小さくなってきますので、種類を変えるか、他の植物にすることをおすすめします。

緑のカーテンとしては優秀でお勧めです!

まあ、昼顔や夕顔のほうがさらに楽しめるかもしれません!今度やります!

 

【インゲン】

遮光性 ★★ 密集させることで遮光は得られるか
美しさ あくまで野菜(笑)白い花は可愛い
育てやすさ ★★★★★ 丈夫で育てやすく 実は美味しい

※5段階評価です

・詳細

種まきは 関東地方の気候で 5月撒きです。

非情に丈夫で育てやすいが、カーテンにするには少し工夫が必要。ただしあまり高くならないので大きなカーテンは作れないと思う。

真っ直ぐ上に伸びていくので、密集させる必要がある。密集させると実が大きく育てにくいので、食べることには期待できなくなるのではないか。実があまりに美味しそうなので、つい、途中で食べることを目的にシフトしてしまい、ちょっと失敗感が否めない。

葉は剣のような形。色の濃さはごく普通の緑。野菜感がある(笑)ナメクジなどの外敵に葉や実を齧られますので注意。

野菜なので原則、連作はNGでしょう。

豚肉と一緒に炒めたらおいしいオカズ、つまみになりました!

天婦羅、おひたしにしてもgood!!

 

【つるむらさき(別名:オカワカメ)】

遮光性 ★★★ 葉の色は濃い! 密集させる必要あり
美しさ 野菜感、雑草感がある
育てやすさ ★★ 暖冬の越冬は可能 夏に弱いか 基本は丈夫

※5段階評価です

・詳細

写真が一枚しかないのは、真夏の長期旅行の際枯らしてしまったことだ。夏に弱いのでカーテン向きとは言えないかもしれない。

真っ直ぐ上に伸びるのでカーテンにするのにはうまく密集させていく工夫が必要。虫食いや病気に悩まされることは無かったので、基本は丈夫か。寒くなりすぎなければ越冬ができるらしいので、うまく育てて2年目に突入!といった育て方も出来るのかもしれない。

ほうれん草のような深緑色の濃い葉が特徴的だ。

野菜感が否めないが、実は食べられるらしい。オカワカメという別名があるくらい、生でサラダにして食べたり軽くゆでてネバネバにして食べるらしいが、私は食べる前に枯らしてしまい、食べるに至らなかった。

マニアックなので、またチャレンジしたいものだ。

マニアック種でいかに成功させるかが、このシリーズの趣旨でもある。

次回の更新をお楽しみに!ではまた!

撮影中、たまむしが飛んできた