CPUクーラー改造 その1からの続きです
次はCPUファンの上にオリジナルのファンガードを付けたいと思います
まずは100均にて120mmくらいのドーム型のモノを探し、LEDタッチライト?を購入
バラしてドリルで穴を開けて
100均で買ったコンパスで大体の穴をくり抜きます
材質はたぶんポリプロピレンか何かで柔らかかったと記憶してます
これをベースにポリパテを盛って削って原型の原型、「原原型」を作り、シリコンゴムで片面取りします
中央に油粘土を、接地面はゴムが入り込まないようにワセリン(塗り薬の余り)を塗っておきます
シリコンゴムが固まったら裏返して、中央の油粘土を取り除き
「原原型」を取り外します。というか引っこ抜く感じです。
この、「原原型」のシリコンゴム型に二液混合のポリウレタンレジンを流し込んでそれをベースにして「原型」を作っていきます
このゴム型は一回きりでお役御免。といってもカッターで細かく刻んで次回別のシリコンゴム型を作る際に混ぜれば再利用ができます。
何故こんな面倒くさいことをするのかというと、ポリプロピレンのような粘りのあるプラスチックとポリパテでは材質が違い過ぎて、ヤスリなどをかけた際に段差なくきれいに仕上がらないため、材質を一旦ポリウレタンレジン等に統一させて続行したかったからです。
さて、これを実際に120mmファンに当てて固定部の形を決めていきます
ここからはマスキングしつつパリパテを盛っては削ってを繰り返します
ネジ穴の位置を見失わないよう時々ドリルで穴を開けつつ整形していきます
ヤスリで削ってプラパテやサフェーサーを吹いて細かいキズや穴を埋めていきます
はい。やっと「原型」が完成しました。
これを原型としたシリコン型を作るワケですが、今度は綺麗に型取りするため両面取りで型を作りました(写真は撮り忘れました)
その型にポリウレタンレジンを流し込んで複製を量産。
ネジの頭部分が収まるようにドリルとルーターで整形
今回はシルバーのスプレーで着色したものをファンの表面に取り付けます
「ファンガード」と書きましたがご覧の通り何らガードになってません(笑)
ただの飾りです
ファンとはM3のネジと10ミリくらいのスタッドで固定してます
マザーボードに取り付けて起動
その1で作ったカバーのRGBLEDと共に色の変化が楽しめます
「一体、どこのメーカーのCPUクーラーだ? 見たことねえぞ!?」
というものを作るのが自作でありMODの醍醐味なんだと思います。