【吹奏楽】マーチのおすすめ人気曲12選

吹奏楽

皆さん、こんにちは。管理人のまっしーです。

今回は、「マーチのおすすめ人気曲12選」と題して、マーチ・行進曲の名曲・人気曲を厳選してご紹介します。

マー坊

吹奏楽といったら、マーチは定番だよね!

お嬢

そうね。でも、マーチといっても、行進用や、コンサート用、式典の入退場用など、いろいろあるわよね

はい。確かに、いろんな種類のマーチがあるのですが、今回は、大きく次の2つの区分に分けてご紹介しようと思います。

1.コンサート向きマーチ
2.行進向きマーチ

ただし、行進向きと言っても、コンサートで演奏することもできるので、分類はあくまで目安としてお考え下さい

また、今回は、課題曲マーチは対象外にしています。課題曲マーチについては、いずれ別途特集記事をアップしたいと思います。

それでは早速、ご紹介していきましょう!

コンサート向きのマーチ

最初に、「コンサート向きのマーチ」を6曲ご紹介します。

なお、曲によっては、行進式典の入退場などに使用することもありますので、分類はあくまで目安とお考え下さい。

『星条旗よ永遠なれ』《Jazz編曲(arr. 真島俊夫)》 ~SOUSA’S HOLIDAY~

原曲はスーザJohn Philip Sousa)による作曲の『星条旗よ永遠なれ』ですが、これを真島俊夫さんがJazz風に編曲されたのが『SOUSA’S HOLIDAY』です。編成はJazzバンドではなく吹奏楽です。

真島俊夫さんといえば、「宝島」や「オーメンズ・オブ・ラブ」などの人気曲の編曲でも有名ですよね。この曲も、真島さんらしいとてもお洒落でかっこいい編曲になっています。

今回ご紹介する動画の川口市立青木中学校吹奏楽部の皆さんの演奏も素晴らしいです。

ポップス・ステージの盛り上げやアンコール曲としてもおすすめします。

<演奏:川口市立青木中学校吹奏楽部>
参照元URL:https://youtu.be/TwKh0eGPdMM

楽譜のご紹介

楽譜はこちらからもご購入いただけます。


『アルセナール』

コンサート・マーチアルセナール』(ヤン・ヴァンデルロースト作曲)は、英国風の格調高い式典行進曲です。

演奏会のオープニングアンコール卒業式・入学式など各種式典の入退場曲として演奏されることも多い人気曲です。

なお、今回ご紹介する演奏は、 ヤン・ヴァンデルロースト氏自身の指揮による演奏です。 曲も指揮も、とってもカッコいいです!

<演奏:尚美ウインドオーケストラ>
参照元URL:https://youtu.be/SBt9gZyvVnM

行進曲『威風堂々』第1番

威風堂々第1番』(Pomp and Circumstance March No.1)は、エルガー(Edward Elgar)によって作曲された管弦楽のための行進曲です。

美しい中間部が特に魅力であり、現在のイギリスでは、第2国歌的な扱いをされるほど人々から愛されている名曲です。

コンサートだけでなく、卒業式・入学式など各種式典での入退場曲としてもおすすめです。

<演奏:龍谷大学吹奏楽部(2007年)>
参照元URL:https://youtu.be/AkeXa4gzqi8

『フロレンティーナ・マーチ』

行進曲『フロレンティーナ』(フローレンス行進曲、Florentiner March)は、チェコの作曲家ユリウス・フチークの名曲ですが、曲名でピンと来ない方は、ぜひ一度動画をご覧ください! 特に後半部のメロディーはとても心に響きます

映画「ブラス!」(1996年)でも使用され、ユアン・マクレガーがアルト・ホルン奏者の役で演奏していました。

今回は、敢えて英国式ブラスバンド版の演奏をご紹介します。吹奏楽版もあるのですが、こちらのブラスバンド版の動画↓の方が曲の良さが分かると思います。

<演奏:グライムソープ・コリアリー・バンド>
参照元URL:https://youtu.be/UwTC4Cy0YcU

『ラデツキー行進曲』

ラデツキー行進曲(Radetzky March)は、ヨハン・シュトラウス1世が1848年に作曲した行進曲です。

ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートのアンコール曲としても定番の曲です。

今回は、敢えて吹奏楽版ではなくウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートの動画をご紹介します。

冒頭はスネア・ドラムのソロで始まり観客は手拍子で参加するのが慣例なので、吹奏楽でアンコールとして演奏する際も同様にしてみると楽しいと思います。

<演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:小澤征爾(2002年)>
参照元URL:https://youtu.be/UnqA9Wfap64

コンサート・マーチ『ブルー・インパルス』

ブルー・インパルス』(作曲:斉藤高順)は、航空自衛隊航空音楽隊(現・航空中央音楽隊)の創立10周年を記念して作曲されたコンサート・マーチです。

ブルー・インパルス」は、 航空自衛隊の航空祭などで華麗なアクロバット飛行を披露する飛行隊のチームで、1964年の東京オリンピックで五輪の輪を青空に描いたことでも知られています。

2021年の東京オリンピックを機に、あらためて注目を浴びる曲になるかもしれません。

参照元URL:https://youtu.be/yFW3UOvpXQQ

行進向きのマーチ

次に、行進向きのマーチの名曲を6曲ご紹介します。

便宜上、行進向きと書きましたが、コンサートにも適しているので、演奏会のオープニングアンコールなどにもおすすめします。

行進曲といえば、やはりスーザ(John Philip Sousa)の曲が有名ですね。

最初に続けて4曲スーザのおすすめの人気曲をご紹介します。

『ワシントン・ポスト』

ワシントン・ポスト』(The Washington Post)は、1889年にスーザによって作曲された、スーザの最も代表的な曲の1つです。

行進曲としてだけでなく、コンサート曲としても広く演奏されています。

<演奏:SHOBIウインドシンフォニー>
参照元URL:https://youtu.be/hBJc3Zj9RbI

『エル・キャピタン』

エル・キャピタン』(El Capitan)は、1896年にスーザによって作曲された行進曲です。

ここでは便宜上、行進用に分類していますが、華やかなマーチなのでコンサート曲としてもおすすめです。

<演奏:PRO WiND 023>
参照元URL:https://youtu.be/TJtU5bjI77g

『雷神』

雷神』(The Thunderer)は、1889年にスーザによって作曲された行進曲です。この曲もスーザの代表曲の1つですね。

<演奏:SHOBIウインドシンフォニー>
参照元URL:https://youtu.be/vBxyx5UiOKw

『美中の美』

美中の美』(The Fairest of the Fair)は、1908年にスーザによって作曲された行進曲です。

ところで、この曲名の由来ですが、当時スーザは、毎年、自身のバンドが博覧会に招待されて演奏をしていたそうですが、そこで働く1人の若くて美しい魅力的な女性に惹かれてこの曲を作曲したそうです。曲名の「fair」には「美人」の他に「博覧会」意味があり、その2つを懸けて いるそうです。

<演奏:SHOBIシンフォニックバンド>
参照元URL:https://youtu.be/ZBetI2Tu_q4

『双頭の鷲の旗の下に』

双頭の鷲の旗の下に』は、1880年代にJ.F.ワーグナーによって作曲された行進曲です。「双頭の鷲」とは、オーストリア=ハンガリー帝国のシンボルを指しています。

冒頭のファンファーレがとてもカッコよくて印象的です。

日本では、運動会の行進曲としてよく耳にしたという方も多いのではないでしょうか。

<演奏:尚美ウインドオーケストラ>
参照元URL:https://youtu.be/uGAlLbj6z2A

『旧友』

旧友』は、1889年にドイツの作曲家カール・タイケによって作曲された行進曲です。

この曲は、もともとはドイツを代表する軍隊行進曲ですが、日本では運動会の行進曲やスポーツ番組のBGMなどとしても広く知られている名曲です。

<演奏:PRO WiND 023>
参照元URL:https://youtu.be/eMUBMm1W4eQ

いかがでしたでしょうか?

マー坊

あっという間の12曲だったよね

お嬢

そうね。コンサート・マーチから行進曲用や式典用のマーチまで、いろんなマーチがあったわよね。

はい。12曲に絞るのは結構難しかったです。

皆さんのお気に入りのマーチはありましたか?

今回はコンクール課題曲のマーチは対象外にしましたが、いずれ課題曲マーチの特集記事を書きたいと思います。

では、また次回の記事でお会いしましょう!

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