断捨離の効果の話を書きます。先月、夫が洋服やアクセサリーを買うお金をくれたのです。
もっと正確に言えば、断捨離だけの効果ではありません。でも、昨年からはじめた断捨離がきっかけとなっています。
それでは詳しく書きますね。
夫がくれたお金。
夫がくれたのは、昨年末の夫のボーナスから5万円、商品券を3万円、合計8万円です。3月、色々と洋服などを買いましたが、夫がくれたお金のおかげで買えました。
わが家は私自身も仕事をし、収入があるので、たいてい私は自分の稼いだお金で服を買います。
同じ世帯の収入は、大きな目で見れば一つの財布です。ですから、私が自分のお金を使っても、二人のお金を使っているようなものではあります。
でも、夫がわざわざ自分の手持ちのお金から出してきて「くれる。」というのは、全く別の喜びがあるものだと感じて嬉しくなりました。
なぜ夫はお金をくれたのか。
それでは、夫がなぜお金をくれたのかということについてお話ししますね。
最近、私は、自分の毒親育ち問題に取り組んでいて、その一環として、「我慢をやめるという心の断捨離」が1つの大きなテーマになっていました。
私たちは再婚以来、将来の住宅費などにあてるため、お金を貯めていました。
実は、ここに私の大きな我慢が潜んでいました。
「家もいいけど、私は服だって欲しいのよ!」
というのが私の本音。そのことを夫に話したのです。
さらに、私は、昨年、服に50万円も使っていたことが判明しましたが、それを夫に話しました。
ありがたいことに、夫は驚いたものの怒りませんでした。それで、急に上記の8万円を出してきて「これで服とアクセサリーを買いなさい。」と言ってくれたのです。
飛び上がるほど嬉しかったですし、実際私は飛び上がったものです。
断捨離のさまざまな効果。
この件には、断捨離のさまざまな効果の相乗効果となっています。
まず第一に「我慢を断捨離した」ということです。
これには、昨年からの大がかりな断捨離まつりの結果、「毒親育ち問題を解決するための新たな情報が入ってきた。」という効果が背後にあります。
また、服の断捨離に取り組んで、自分の服を把握し、「何枚持っているのか」とか、「服にいくらお金を使っているのか」などを明確化したこともからんでいます。
服について把握すると、「自分は一体、どの程度の服で満足できるのか。」ということが見えてくるからです。
それで、満足するには、やみくもに洋服代を安くすれば良いものではないのだということが腑に落ちたのです。
さらに、私は、毒親育ち問題に取り組む中、自分へのダメ出しや罪悪感を持つことなどを手放していっています。
それで、昨年の洋服代50万円について、最初は罪悪感を持っていましたが、罪悪感が薄れたため、夫に話しても良いと感じるようになり、話せたのです。
また、私は、毒親育ち問題に取り組む中、自分で自分を過小評価していたことにも気づいてきました。
私自身もお金を稼いでいるのに、そのお金を全部家のためにだけ使わなかればならないと思っていたのです。
それで、働いても「自分のお金である」と思えなかったですし、貯金は夫のおかげ(だけ)だと思い込んでいました。
でも、貯金がたまったのは、夫のおかげももちろんですが、私が頑張って節約したり、仕事をして稼いだから、ということもあったのです。
夫を過大評価し、自分を過小評価していました。
このことに気づいて、洋服を買うお金はある程度必要なのだし、洋服を買っても良いのだと、自分に許可を与えることができたのです。
自分への過小評価とは、ダメ出しや「資格がない」と思い込むことと同じです。自分への過小評価というのも、もし気づいたら、速攻、断捨離すべきものです。
自分で自分に与えると相手も与えてくれる。
「世間は自分で自分を扱うようにあなたを扱う」という名言があります。
私の断捨離のバイブル『ガラクタ捨てれば自分が見える』の中で、著者のカレン・キングストンも言っています。
私が自分で与えたから、夫も与えてくれたのです。
応援に感謝してます♡
おわりに
今日は、断捨離から発生したさまざまな波及効果、相乗効果で、夫が私にお金をくれた話を書きました。
断捨離すると、忘れた頃に、どこかから自分にとって良いことがやってくることがあります。
何かを出すと、何かが入ってくるというのは、呼吸のようなもので、宇宙の法則の一つですよね。