まっぴらごめん~50歳からのセミリタイア挑戦~

老後は好きなことして過ごしたい! 生活のために働き続けるなんてまっぴらごめん。余生を「猫の保護活動」に注力するため、セミリタイアを目指して奮闘する日々を綴ります。

猫の早期避妊手術について ~実家の子猫が手術しました。

 

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どうも猩々猫(@showjyoneco)です(=^・・^=)

妻の白梅華です(^▽^)

今日は猫の避妊手術、特に早期避妊手術についてのお話です。

実家の子猫「チコリ」が実際に受けたので、その経験を踏まえお話しします(^▽^)

福岡市とちょっとやりあったしねえ・・・(;^ω^)

えー、それも書くの?(;・∀・)

まぁね(;^ω^) それではどうぞ(⌒∇⌒)

 

 

猫を飼うなら避妊・去勢手術は必須。

猫を飼うと言う事。それは猫の生涯に責任を持つということです。

終生飼養。それこそが基本であり当然です。

ただ、どうしても飼えなくなる時はあるとは思います。その時は全力で次の飼い主を見つけましょう。それが出来ないような人は猫を飼うべきでありませんし、飼ってはいけません。

 

と、話が逸れてしまいました(;^ω^)

猫の生涯に責任を持つ。であれば、猫の健康管理は欠かせません。

猫の健康を守るためにも避妊・去勢手術を施しましょう。これには問題行動を防ぐという意味もあります。

避妊・去勢手術の必要性についてはこちらの記事に詳しく書いておりますので参考にされてください。

www.showjyoneco.com

 

今回手術を受けたのは妻の実家で保護されたメスの子猫「チコリ」です。

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実家のチコリ

 

可愛いでしょう~?(⌒∇⌒)←親バカw

話を耳に(目に)された方も多いかと思いますが、車のボンネットの中に入り込んでいたのを保護された子です。

なんとこの子はエンジンが掛かって車が走ったにも関わらず、その後に無傷で保護されたという強運の持ち主。一歩間違っていれば悲惨な事になっていたはずです。

そんな彼女が今回手術を受けました。

 

早期避妊手術のレポートと注意点

生後5カ月(推定)での手術。

通常、避妊・去勢手術は生後6カ月経ってから行うのが一般的です。

ほとんどの獣医師がその前提で学んでおり、器具も成猫向けの物で揃えられています。

 

しかし、ここにきてにわかに「早期避妊・去勢手術」が注目されています。

なぜなら早期避妊・去勢手術を施した場合・・・

  • むしろ出血量が抑えられる
  • 麻酔のリスクも変わらない
  • 早期手術後、特有の疾患や障害なども認められない

という研究結果が海外で発表されているからです(参考:Timing of neutering)。

 

今回、チコリが手術を受けた動物病院も早期避妊・去勢手術を行っている病院です。

特にその事を謳っているわけではなく、体重や成長度合いや健康状態から手術可能かどうか判断されているようです。

この病院は保護団体さんのTNR活動などにも協力してくださっているので、月齢にこだわっているわけにはいかないのでしょう。

近年はこのような動物病院が増えてるようなので喜ばしい限りです。

 

最も注意すべきは麻酔量

 早期避妊・去勢手術において、最も注意すべきは麻酔量です。

これは猫の命に直結します。

 

あまり表沙汰になることはありませんが、なかなか麻酔が覚めない、それどころか別途処置が必要になったなどという話をちらほら耳にします。

 

適正な麻酔量の判断、これは全て病院・医師の熟練度に依存します。

麻酔が少なすぎると術中に動いてしまい危険ですし、多すぎると覚醒せずにそのまま死に至る可能性すらあります。

これは早期手術に限った話ではなく、成猫でもその体重や状態から適正な麻酔量を判断しなければなりません。それができる病院・医師が信頼に値すると言っていいでしょう。

 

今回の手術でも朝預けて、夕方引き取りに行った時にはすっかり麻酔から覚めてピンピンしていました。この病院には我が家の末っ子3姉弟もお世話になりましたので、その際の写真としてメスの桔花のものを参考に載せておきます。

 

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桔花さんです。よろしく=^_^=

 

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手術痕。小さい。

 

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数日後の様子。


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1カ月ほどですっかり分からなくなりました。

 

まとめ:早期避妊・去勢手術はこれからのスタンダード

施術を受けるなら「慣れた病院」で。

前述したとおり、日本では大多数の獣医師が避妊・去勢手術は6カ月を過ぎてからとして学んでいます。そのため、希望しても6カ月過ぎるまで待つように指導する病院も多いのが現状です。

しかし、ここまでお話しした通り早期避妊・去勢手術には特段のデメリットも認められませんし、むしろメリットが多い。実際、栄養状態が良い猫は4カ月過ぎで発情する場合もあるのです。その時、つらい思いをするのは猫ちゃん自身ですし、僕らは早期避妊・去勢手術はスタンダードになっていくと考えています。

 

その中で求められるのは何と言っても病院・医師の経験値です。

この世界的な流れである早期手術への流れをしっかり勉強し、取り組む病院が増えていくことを希望します。

 

手術前には自治体の補助を確認しよう

近年、ペットの避妊・去勢手術については補助を出す自治体が増えています。

手術費用全てを飼い主が負担しなくても良い場合がありますから、必ず自治体でそのような取り組みをやっていないか確認するようにしましょう。

 

福岡市の場合

妻の実家は福岡市にあるので、福岡市の補助を調べたところ、指定病院で手術を受ければ7500円の補助が出ることが分かりました。

www.wannyan.city.fukuoka.lg.jp

 

今回は僕らこの制度は利用しませんでした。

理由は「指定病院で補助を受けるより、今回利用した病院の方がそもそもの手術費用が安い」ことが第一。

そして「補助を受けるにはマイクロチップ装着が条件」であったことです。

これは後日また別記事としてじっくりお話しさせていただきたいと考えていますが、マイクロチップ装着は飼い主の任意であるべきであり、義務化するのは時期尚早だと僕らは考えています。

妻は電話でかなり担当者とやりあったらしいです。

と、これは余談ですね(;^ω^)

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今回は早期避妊・去勢手術についてお話しさせていただきました。

皆様も、迎えた子猫の手術を考える際、そのような方法があることを覚えておいていただければと思います。

 

 

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