【新型コロナ】:米感染死者、世界2番目に NY州の増加数最多
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型コロナ】:米感染死者、世界2番目に NY州の増加数最多
米ニューヨーク・タイムズ電子版の独自集計によると、新型コロナウイルスによる米国の死者数が9日、1万6000人を超えた。スペインを抜き世界で2番目の多さとなった。米国で最大の被害が出ている東部ニューヨーク州によると、同州の死者は7067人。前日比で799人増え、1日の増加数としては過去最多となった。
死者数で最も多い国はイタリアの約1万8000人。ニューヨーク・タイムズ紙によると、世界最多の米国全体の感染者は45万人を上回った。トランプ大統領は9日の記者会見で、現状について「上昇曲線の頂点にあり、一部では既に下降局面に入っている」と述べ、感染拡大防止策が効果を上げているとの認識を示した。
ニューヨーク州のクオモ知事は9日の記者会見で、新たな入院者や集中治療者の増加数は頭打ち傾向にあると指摘。外出規制措置などの効果が出ており、今後も緩めるべきでないと強調した。
ニューヨーク州内の感染者は前日から1万人余り増えて15万9937人。州によると、2001年の中枢同時テロによる州内の死者は2753人だったが、感染による死者は倍以上となった。
デブラシオ・ニューヨーク市長は9日の記者会見で「4月は厳しく長い月になる」と指摘。厳しい外出制限などを続ければ「5~6月には何らかの変化があるかもしれない」と事態改善に期待を示した。9日の時点で同市の死者は4778人となった。(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・北米・新型コロナウイルスの感染拡大】 2020年04月10日 09:26:00 これは参考資料です。転載等は各自で判断下さい。