久々にレスピーギローマ3部作を聞いてみた。
ピアノで弾くのは古典派〜ロマン派くらいが好物なんだけど
管弦楽になると、時代がくだって、
レスピーギ、リムスキー・コルサコフ、ちょっとラヴェル、
ってあたりが好きです。
おもちゃ箱みたいなのが好きらしい。
小さい頃、1番好きな曲は『おもちゃのチャチャチャ』でした。
野坂昭如(作詞)は、ここで初めて知ったのだ。
有名な『ほたるの墓』ではなく。

それはともかく。

ベートーベンのロンドカプリチオ(OP.129)。
妙ちくりんな
『失われた小銭への怒り』だかの俗名がついてるやつ。
これ、とてもおもちゃ箱で好きです♪

しかし、このネーミング!
モジャ自身は『ハンガリー風ロンド』って言ってたのに…。
怒り!しかも小銭!
このみみっちさ!(笑)
しかもね。
このみみっちさがまたしっくりくるところが小市民的で恥ずかしい(笑)
アトレーユの脳内では
この曲の出だしから、もう小銭がころころ転がり続けてるイメージなのだ。
わかりやすくいうと、
おむすびころりん、すっとんとん、です!
しかも曲の終わりまで転がり続けてる(笑)
転がり続けて、結果なくす。
そんなイメージ。
ぜひ、皆様も聞いてみてください。

野を超え 山超え 谷超えて
延々転がって遥かな街まで旅をする小銭を思いながら。

それにしても、このネーミング。
とても素晴らしい!