面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

もっと三自衛隊を統合運用しよう

2020-07-05 23:30:13 | 外交・安全保障
~~引用ここから(適宜改行)~~

イージス2隻増、陸自が補完 MD代替策、政府検討:時事ドットコム

陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の計画断念を受けたミサイル防衛(MD)の代替策として、海上自衛隊のイージス艦を2隻程度増...

時事ドットコム

 


 陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の計画断念を受けたミサイル防衛(MD)の代替策として、海上自衛隊のイージス艦を2隻程度増やし、業務の一部を陸上自衛隊員に担わせる案を政府が検討していることが4日、分かった。陸自による補完は海自の乗組員不足を踏まえた措置。複数の政府・与党関係者が明らかにした。

 防衛省の計画によると、イージス艦は今年度中に8隻体制が完成する。日本列島を常時カバーする防護体制の構築やコスト面などを勘案すると、2隻程度の新規導入が現実的との見方が出ている。

 ただ、イージス艦は1隻当たり約300人の人員が必要。別の護衛艦などから集める必要があるが、募集難に悩む海自としては乗組員をそろえられるかが課題となっている。

 一方、陸上イージスの運用を任されるはずだった陸自は人員に余裕が生まれた形。このため、基地の警備や営繕といった地上業務を中心に陸自隊員が補う案が浮上した。同様の事例として、アフリカ・ソマリア沖の海賊対処のため海自が拠点を置くジブチで、陸自支援隊が補給や警備を担当している。

 ただ、イージス艦は荒天時などに展開できる海域に制限がある。24時間365日の警戒体制を維持する難しさから、「船を増やしても簡単には問題は解決されない」(海自幹部)とする慎重論も根強い。

 政府は他に海上基地にイージス・システムを置く「メガフロート」案も探っているが、津波や魚雷の攻撃に弱い欠点が指摘される。

 新たなMD計画をめぐっては、自民党が先月検討チームを設置。(1)北朝鮮が持つノドンやスカッドなど従来型の弾道ミサイル(2)変則軌道で飛ぶ新型ミサイル(3)マッハ5を超える速度で飛来する「極超音速滑空弾」―への対応策を話し合い、7月中にも政府に提言する。「敵基地攻撃能力」の保持も議論の対象だ。
~~引用ここまで~~


これは良い方向ではないか。海上自衛隊の艦艇勤務は長期任務になるので人気がない。だから海上自衛隊は志願者が少ない。それならば海上自衛隊基地の警備や営繕、陸上での補給任務など代替できる仕事は陸上自衛隊に代替させた方が良い。陸上自衛隊は削減する方向なのだから。そして海上自衛隊の志願者はできる限り艦艇に乗せるのだ。

既に護衛艦はどの艦も定員割れしている。イージスアショアの代わりにイージス艦を増やすのは極めて妥当な政策だが、人員不足はいかんともしがたい。

戦前と違い陸軍、海軍に独立性を持たせる必要はない。いや陸軍、海軍の対立が大東亜戦争の敗因のひとつなのだから自衛隊はできる限り統合運用した方が良いはずだ。経費の削減にもなるはずである。

航空自衛隊はとくに人員不足とは聞いていないがやはり基地の警備任務などは陸上自衛隊に任せた方が良いだろう。真実かは不明だが、航空自衛隊による基地警備の兵士は未だに64式を使っているという。64式は欠陥小銃で、戦場という任地を想定していない。小さな部品がなくなって使いものにならなくなってしまうのだ。

そして敵基地攻撃能力の保有だ。敵基地攻撃能力を持つことでようやく抑止力になる。「盾」だけでは抑止力として足りない。そして軍事力の強化は外交の強化に繋がる。軍事力は外交の裏付けなのだ。


カテゴリー変更。

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