Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

「下着の色」より「安全への配慮」を!~「変態校則~♡」へのコメントから見えるもの

昨日の記事は、タイトルがタイトルだけに反響が大きく沢山のアクセスを頂きました。 

 

各方面からのコメント、ありがとうございました。

 

女性の方の感じ方はおそらく私と同様、この校則はブラックを通し越して、セクハラ気持ち悪い変態~‼ 英語なら、"perverat" と思わずにはおれない、教育委員会幹部や校長たちの「執拗な白い下着に対するこだわり」への違和感と反発を感じさせるものであったようです。

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男性陣のほうは(本音はどうかわかりませんが)いずれも、「白である必要がない」という意見が見られ、やなり男性の目から見ても公教育の場で下着の色まで規定するのはどうなのかと思われたのではないでしょうか?(上の画像の最後と下の画像の上2つは男性コメント)

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他県ではどうか?

 

そして、他県ではどうかという一例をコメントでいただきました。横浜市の例です。

 

「東の横浜、西の神戸」というのは、小さいころから思い描くモダンな港町として自由の象徴のような都市でした。神戸市では、イメージの対極にあるひどい管理教育がありましたが、横浜の服装校則はまさにそのイメージ通りの自由なものだそうです。

 

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 このコメントのポイントは2か所あります。

 

① 下着の色より「透けること」が問題であること

 

② 一校だけでなく市内全体がそんな感じなのか?

 

これに対する回答は、以下の神戸新聞の記事をご覧ください。

 

「ブラック校則」 私もNO 本紙記事に反響続々

 

下着は色やデザインまで指定。髪の色が生まれつき黒以外なら「地毛証明書」が必要…。そんな不可解な「ブラック校則」を疑問視する声が高まっている-という記事を掲載(7月2日付朝刊)したところ、無料通信アプリLINE(ライン)を使った神戸新聞の双方向型報道「スクープラボ」やメールなどで続々と意見が寄せられた。多くは「うちの学校にも理不尽な校則がある」という内容で、中には果敢に見直しに挑んだ女子高校生もいた。(鈴木久仁子)

 兵庫県内の高校に通う女子生徒は「制服の下に着るタンクトップやキャミソールの色が白かベージュと決まっている。生地が薄い夏服や体操服はその下のブラが透けて見えるので、すごく嫌」とメールで訴えた。匿名を条件に、その生徒と友人の2人を取材した。

 2人によると「黒か色の濃いものにして隠したい」と校内でアンケートをしたところ、多くの女子生徒が賛同したため、学校に申し立てた。だが、学校からは「まず透けることを証明せよ」と返されたという。

 「透けている写真を撮れってこと? 一体、誰の写真を?」

 「そんなことをしたら、誰にその写真を見られるか分からないよね…」。やむなく唇をかんだ。

 なぜ色を指定するのかという問いに対し、「白は伝統と清潔感」と答えたという学校。2人は「透けるのは本当にストレス。校則がなかったら、もっと周りの目を気にせず、伸び伸びと学校生活を楽しめると思う。急に不良になったりしませんよ」と話す。

 下着の色が「白指定はおかしい」という意見は他にも複数寄せられた。近隣の中学校が全て同じ校則なのか、「白色の下着ばかり売り切れていた」という保護者の声もあった。

     ◇

 髪形や髪の色に関する投稿も多く、地毛証明書を巡っては学校現場からも主張が寄せられた。

 県内の高校に勤める男性教諭によると、実際には赤く染めているのに「地毛だ」と言って入学してくるケースもあるといい「子どもの頃の写真などで(地毛と)証明できれば、区別ができていい。もともと赤い髪の生徒には安心感が生まれる」と指摘。「われわれも楽だから髪の色を自由にしたいところだが、そんな中学、高校はない。荒れた学校と見られることは間違いない」とみる。

 これに対し、カナダ生まれの息子が40年以上前に日本の中学校に転入したという女性(79)は当時も)丸刈りや靴の指定などに苦労した」と変わらない現状を憂い、こうつづった。

 「『みんな違ってみんないい』の多文化共生の移民の国、カナダでは全く考えられない。生徒の違いを尊重しないブラック校則は撤廃すべきではないか」

 神戸新聞 2019年8月31日

 

この記事を書かれた鈴木久仁子さんは、娘の記事を2本書いてくださったかっこいい女性記者です。私も、この記事に反応して何かアクションを起こしたかったのですが、この頃は母の臨終間近で残念ながら時間が取れませんでした…鈴木さん、いつもいい仕事されておられます。

 

ここに書かれているのは、高校の例ですが実に酷いですね。娘の中学といい勝負の変態ではないですか、「透けることを証明せよ」なんて面と向かって言われたら、更年期でイライラMaxの今の私なら切れますね・・・

 

高校でこれでしたらおそらく、神戸市の中学校はどこも似たり寄ったりではないかと思います。さすがに、靴のラインとか下着のワンポイントまで許すさないという所は少ないと思いますが・・・

それを示すように、神戸市東灘区のスーパーの下着売り場は、他県に比べると確かに白が多かったですね。そして、新学間近になると白無地のものは完売でしたね。

 

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外国では笑いもの

記事後半の「頭髪」規定ですが、平成になっても丸刈りを強制するだけではなく、「地毛証明書」なるものがあったとは驚きです。生まれながらに自分に備わっている特質を「違反だ!」と否定されるなんて、これって人権侵害ではないですか?

 

それと、気になったのが、「荒れた学校と見られるのは間違いない」という先生のお言葉です。周りから、「他校から」どう見られるのかが気になっているですか。ひいては、校長の評価(これ重要!)にも関係してくるのでしょうね。ご自分の天下り先の方が気になっておられるのかも・・

校則を不必要に厳しくしようとする管理職の思惑がなんとなくわかりました。

 

こんな校則、国際的に見たらこうですよ。

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やはり、「so PERVERT(ど変態)」ですね。そして、国際社会では笑いものになるでしょう。

そして、大事な指摘があります。この方のおっしゃるように、

 

「下着の色とか、くだらない校則に時間と情熱かける暇があったら、学校をもっと安全な場にするように取り組んだらどうですか?」

 

と、私を始めとする学校事故被害者家庭の人間は声を大にして言いたいのです!

 

 

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