ニコニコ将棋チャンネルの明日はどうなる? | 福間香奈さんを応援するブログ!

福間香奈さんを応援するブログ!

女流棋士の福間(旧姓里見)香奈さんを応援しています。その他将棋や自分の日常のことなど。

 ニコニコ将棋チャンネルの4月カレンダーがスカスカですえーん。新型コロナウイルスの影響があるとして、14~17日のネット指導対局が入ったのはむしろプラスであり、このご時世とても良いことだと思いますが、対局の放送は叡王戦七番勝負の第1局のみなんですね・・・。改めて、ニコニコの将棋運営サポートに対する経営的余力が気になります。もともと儲ける事業というよりは文化支援的要素があったり広告効果を期待してだったりすると思いますが。。。私なんかも、コンピューター将棋が盛り上がっていたのをほぼ偶然知る機会があって、それから将棋を見るようになったクチで、それ以前はニコニコとは無縁だったので、そういう人も居るでしょう。一応プレミアム会員になったし・・・。その昔、米長元会長とドワンゴの川上元会長?の密談というか折衝があったかもしれないし、叡王戦が(序列3位の)タイトル戦に昇格を発表した2017年の時も、それなりの展望があったとは思いますが・・・。

 (株)ドワンゴは2014/5に(株)KADOKAWAと経営統合をしており、それより前は会計年度が9月〆、現在は3月〆でドワンゴ単体ではなくKADOKAWAの決算報告の中のwebサービス事業のところになるようですが、2015~2017年度は電子公告というところに単独業績がありました(2018年度も決算公告があったのですが中に損益計算書が載ってなかった??)。そんなことで、単純な比較は出来なかったり、そもそも、私も計数に詳しくないので間違えがありましたらすいませんショボーン

年度/売上/営業損益(億円)

2015/323/11

2016/307/▲2

2017/281/▲29

2018/258/▲26

2019*/191/24(注*:2019年度は3四半期分)

ちなみに(株)KADOKAWAの2018年度の売上2086億円、営業利益27億円。

ということで、角川自体は出版、映像、ゲームが主力でニコニコなどwebサービスの部分は小さく、その割に赤字が大きすぎるということで費用をだいぶカットする方向でやってきたのでしょうが、2019年度3月〆の数字が出てくるのはもう少し先でしょうが、だいぶ改善されているようには見えます。将棋のところでどれくらい掛かっているのかは全く分かりませんでしたが(もっと真剣に探せばなんか資料が出てくるかもしれませんが・・・)。2018年度末(2019/3)までの数字だけを見ていたら、放送どんどん無くなるし、これは大丈夫なのか?と不安になりますが、今年度はなんとか持ち直しているようだし、ニコニコ動画自体のビジネスモデルが成り立つのかみたいな話が根本にはあるのでしょうけど、あの弾幕コメントが横切る画面は続いて欲しいものです。画質が悪いとか、通信が途切れるとか、インフラ的なサービスレベルが悪いとコンテンツ以前の話になっちゃいますが。そういうのも含めて改善されていくことを期待しています。

(第6期叡王戦予選の女流枠とアマチュア枠の話が出てこないですが・・・ショボーン