坂井市 前田よしひこ

訪問ありがとうございます♪
皆様に多くの幸せをお祈り致します。
日々の出来事や思い出を記録中です。

四万温泉「積善館本館」の紅葉と夕景

2020-11-24 17:13:38 | 重要文化財・史跡・日本遺産

2020年(令和2年)11月7日(土)午後4時頃、

チェックインを済ませるために「コニファーいわびつ」へ行き、

妻の実家に帰る途中、「積善館本館」の紅葉と夕景を見るために四万温泉を訪問してきました。

四万温泉は群馬県吾妻郡中之条町にある温泉郷で、

「四万もの病を治してくれるほどの湯」ということからこの名がついたと言われているそうです。

これまで四万温泉へは義父と数回来ていましたが、

紅葉と夕景のタイミングでの「積善館本館」訪問は初めてでした。

「千と千尋の神隠し」の聖地巡礼と言われればそうですかね。(*^^)v

四万川河川敷の町営駐車場に駐車し、道路沿いの街並みの眺め。

四万川沿いの紅葉状況。

四万川の河川内にある建物は「河原の湯」で、その後ろは「四万グランドホテル」。

渡り廊下をくぐると、左側に慶雲橋ポケットパークがあります。

慶雲橋ポケットパーク横の道から慶雲橋を渡ると「積善館本館」があります。

群馬県指定重要文化財「積善館本館」(指定:平成8年3月29日)

----- 記 -----

この建物は当初、石置の板葺屋根の二階建で、一階を帳場と家庭用、二階を湯治客用としていました。

三階は明治に増築したものです。

一階は農家に近い平面で、土間の台所、床上の帳場、座敷、納戸、中の間、式台、下の間、上段の間で構成されていました。

式台は公式の出入口に設ける低い板敷部分を指します。

上段の間は床を他の部分より高くし、床の間と平書院を備えています。

上段の間へは式台、下の間を通って入りました。

式台や上段の間を設けていることは、当家が名主の家柄であったことを示しています。

上段の間の上部を除く二階には、六畳の客室(ツボと称した)を表側に六室設けていました。

建造年代は古文書より寛政十二年(1800)以前と考えられています。

この建物は比較的改造も少なく、当初の規模や建築様式をよくとどめており、江戸時代の湯小屋建築の遺構として、県内唯一の貴重なものです。

平成九年十二月十二日

群馬県教育委員会

中之条町教育委員会

「積善館本館」の紅葉と夕景をUPしておきます。

「積善館本館」の紅葉と夕景をもう少し見ていたかったのでありますが、

17時30分には実家へ戻る予定のため、ここで終了でした。

「千と千尋の神隠し」の聖地巡礼と思われる人たちが、次から次へと立ち寄っていきましたね。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「清掃ボランティア成果報告... | トップ | フォレストリゾート「コニフ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

重要文化財・史跡・日本遺産」カテゴリの最新記事