今週の売買
[部分売り]三菱商事(8058)
今の三菱商事の株価を維持しているのは、結局のところ配当だけだと思うので、ちょっとポジション減らしました。
まあ銅や原油など資源価格はこれから上がりそうではありますけど。
[買い]ナフコ(2790)
買い増し。
最近の月次があまりよくないので、積極的に買いたくはないんですが、他のホームセンターに比べればまだまだ割安なので。
[新規買い]Casa(7196)
他には民法改正銘柄ってことでCasaを買いました。
家賃債務保証会社とは?
Casaは家賃債務の保証会社です。
アパート、マンションなどを借りるときには普通、連帯保証人が必要です。
家賃の滞納があったときには連帯保証人にその督促がいきます。
とはいうものの、高齢単身世帯が増えていたり、また人間関係が希薄化している現在、連帯保証人を見つけることはなかなかむずかしかったりもします。
外国人なんかは特に大変でしょう。
そこで家賃債務保証会社の出番です。
家賃債務保証会社が連帯保証人になることで入居者は部屋を借りることができます。
逆に大家の立場から考えてもメリットがあります。
平成28年と少し古いですが、国土交通省のレポートには大家は高齢者、障害者、外国人の入居に6割がた拒否感を抱いているという記載があります。
http://www.mlit.go.jp/common/001153371.pdf
大家としても、あいだに家賃債務保証会社が入ることで家賃滞納の不安がなくなるのでありがたいわけです。
料金としては、入居時に月額50%、それ以降は1年ごとに1万円という設定が多いみたいです。
民法改正で家賃債務保証会社が伸びる?
今年の4月に民法が改正されます。
民法改正による不動産賃貸への影響はいくつかあるのですが、ここで触れるポイントは二つです。
① 不動産賃貸借契約に連帯保証人をつけるときは極度額を定めなければならない
② 事業用賃貸においては、賃借人の財産状況を連帯保証人に報告しなければならなくなった
①については連帯保証人が負担する限度額がたとえば150万円などと明記されるということです。
こうして具体的な金額が明記された場合、連帯保証人が拒否反応を示す場合が増えるかもしれません。
②についても、連帯保証人に自分の財産状況を報告することを嫌がるケースは考えられます。
ということで、家賃債務保証会社が業績を伸ばすんじゃないかと言われています。
そして、Casaの現在の株価指標はこんな感じ。
今期は業績も好調。で、このくらいの株価水準であれば悪くはないんじゃないかと。
とはいっても、買うのが遅すぎた感はどうしてもあります。
なにせ一か月前は1300円で買えたわけですから。
その他持ち株
コシダカHDのスピンオフを勉強してみた - soright?ブログ
コシダカは買ってから10%くらい上がってますが、100株しか買っていないのであまり影響ないです。
あとファーマフーズはまだ売ってません。
ファーマフーズの育毛剤をメルカリで価格チェックするのが週末のルーティンになってますが、今週は先週より少し価格ダウン。
あと、長いことホールドしているユニバーサルエンタなんですが、いい加減、なんとかしてくれないかなって感じです。
今期は仮に3本の矢(パチンコ、カジノ、不動産)のどれか一つがこけても問題ないとか言ってたのに、結局、下方修正(まだ出てないが)。
今の社長は無能すぎじゃ?
株主優待の功罪
今週はtwitterでこの動画が話題になってました。
毀誉褒貶はげしかったです。
優待クロスに関しては、本来の株主優待の意図とは違うという意味でグレーな部分がありますし、まあ、批判されるのもしかたない部分ではあります。
(↑ あ、自分も優待クロスはやってます。)
株主優待という制度自体に対する意見としては、おおざっぱに言って、資産規模が大きい人は株主優待に否定的で資産規模が小さい人は株主優待に肯定的、でしょうか。
株主優待という制度からして、どうしても少額投資に有利になってしまうので、資産規模が大きい人からすれば腹立たしいでしょうね。
ただ、投資に消極的と言われている日本人を株式投資に向かわせる効果は確実にあったでしょうから、そこらへんは評価が入り混じるところではあります。
桐谷さんを見て、株に興味を持った人ってたくさんいそうですし。
あと、優待もらうとやっぱ楽しいもんなんで。