コロナのせいでマイポートフォリオは先週、 大幅にドローダウンくらいましたが今週はほぼ戻しました。
ある一銘柄があいかわらずの失望させる値動きではありましたが。
今週の売買
[売り]ファーマフーズ(2929)
定期顧客25万件突破、ニューモは3ヶ月で2.5倍に急増 待望の“女性向け”『ニューモ育毛剤』を市場投入へ
2月4日のこの発表で株価は急伸しました。
1か月前の発表では定期顧客数が20万件突破だったので、1か月くらいで定期顧客は5万件ふえたことになります。
すごいですね。
ただ、ニューモ育毛剤は初回限定で半額程度で購入できます。
そして、ニューモは生産が追い付いておらず、まだ希望者にいきわたっていない状況です。
初回だけ試してみたいという人も多そうなので、定期顧客の増加分というものはある程度割り引いて考えたほうがいいかもしれません。
以下のニュースを受けてファーマフーズがストップ高。
— ジャンピング・キャッチ・ジョー (@uesugijoh) February 4, 2020
100株しかもってないとはいえありがたい。
ただ、育毛剤のメルカリ価格も数週間前と比べて落ちてて定価で取引されてるみたいだし、ここらへんが潮時では? pic.twitter.com/xDSTSuMECT
ツイートしたように、ファーマフーズの育毛剤ニューモのメルカリ価格をここ数週間ずっと見てたんですが、二週間前に7000円前後で取引されていたものが、今は5500円くらいで取引されてます。
5500円は定価です。
もうノーポジなんで、株価が上がろうと下がろうとどうでもいいんですが、株価はまだ上げるんじゃないかなあと予想。
根拠はまったくありませんが。
[新規買い]前田道路(1883)
今、前田建設が前田道路に対し、敵対的TOB中です。
TOBをかけられた前田道路の今枝社長の発言では「ホワイトナイトも選択肢の一つ」で複数の事業会社やファンドと接触を図っているところ、だそうです。
ホワイトナイトが現れるかどうかはわかりませんが、キャッシュのままよりは期待値高そうなので。
[新規買い]三越伊勢丹(3099)
増税後の業績はやっぱり悪いみたいですし、インバウンド関連ってことで今回のコロナで株価は下落しました。
ってことで、優待目的及び低PBR銘柄への分散投資という観点で一単元だけ買いました。
貧乏投資家には一単元8万円で買える株はありがたい。
[買い増し]ユニバーサルエンターテインメント(6425)
去年の8月中盤にアメリカ市場が急落し、それに連れ安したことがありました。
その後、数か月、あそこで買い増しておけばなあと後悔していたんですけど、まさか、ほぼ同じ値段で買えるとは思ってなかった。呆
そりゃフィリピンの火山にコロナウィルスで中国人の観光客が見込めないなど、すさまじい逆風ではありますが、そもそも、経営陣に対する不信感が今の株価の根っこにあるように思われます。
いまだに期末配当の有無さえアナウンスなしですからね。
まあ、2月14日の決算発表を心静かに待ちたいと思います。
ポジティブサプライズには期待していないし、かといってネガティブサプライズがきたところであわてることもない。
これが明鏡止水の境地ということなのか(たぶん違う)。
澤田HDの激しい値動き
コロナにかかってはいないけどコロナで死にかける/澤田HDのポジショントーク - soright?ブログ
先週、澤田HDの3Qについて触れましたが、今週はジェットコースターのような動きでした。
好決算とはいえ、なんだか値動きが激しすぎますね。
この値動きに関係あるのかはわかりませんが、澤田HD会長の澤田さんが最近、気になる発言をしてます。
HIS澤田秀雄氏(4)私たちは今もまだベンチャー:日経ビジネス電子版
証券会社やモンゴルの銀行は、私が大株主の会社の下にありますが、そろそろ売ってもいいかなと。エイチ・アイ・エスがホテルや電気など様々な事業を手掛けるようになりましたから、そちらに集中するのもいいかなと思っています。(2020/01/24)
この発言だけだと、
「澤田HDがモンゴルのハーン銀行、その他を売る」のか「澤田HD自体を売る」のかよくわかりません。
とはいっても、澤田HDからハーン銀行を抜くと、ほぼ何も残りませんが。
また、売るとはいってもどういう形で売るのかもまったくわかりません。
とはいっても、株好きで知られる澤田さんが安値で売るとも思えないので、これからちょっと面白いんじゃないかなあと思ってます。
最近、株価が上がったとはいえ、現在の澤田HDのPBRは0.79倍。PERは5.76倍です。
紳士服業界の急激な業績悪化
まぎれもない斜陽産業、紳士服業界を見てみよう(青山商事、AOKI) - soright?ブログ
まぎれもない斜陽産業、紳士服業界を見てみよう(コナカ、はるやま) - soright?ブログ
この二つの記事を書いたのは、去年10月くらいだったんですが、最近、紳士服業界の業績悪化がますますすさまじいです。
紳士服この2,3年で急激に業績悪くなってるよなあ。会社員やめてから15年経つから全然分からんけどスーツ需要減ってんのかな
— やまだ (@u2yamada) February 7, 2020
青山商事、コナカ、はるやま、どこもボロボロです。
日本人のスーツ離れは加速こそすれ、需要が元に戻ることはなさそう。
スーツなんて堅苦しいものは着ないですむなら、それにこしたことはないですもんね。
紳士服業界の記事を書いてからAOKIだけは面白いかもと思って、1単元だけ監視用に購入してたんですが、これまたひどい決算でした。
2020年3月期は1Qから3Qまで、すべて経常赤字です。
もっとも、その割には、株価はあまり下がりませんでした。
これは自社株買いをやっていることと、配当利回りが5%超と高配当なことによるものでしょう。
記事に書いたようにAOKIは24時間のフィットネスジム(エニタイムのパクリ的な)を最近、展開してます。
昔からフィットネスジムの経営は幽霊会員が支えていると言われている通り、会員数が増えないことには利益が出るはずもありません。
まだ開店してまもないフィットネスジムは会員も少ないでしょうし、利益貢献するのはまだ先の話だと思われます。
事実、快活club、およびフィットネスジムが包括されているセグメント営業利益は前年比40%減でした。
快活club、フィットネスジムのセグメントが成長して、紳士服のセグメントの利益低下を補える展開になればいいのですが、昨今の紳士服不調を見ると、なかなかむずかしそう。