とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

『ノーサイドゲーム』はおもしろかった

2019-09-16 06:51:43 | TV
 今期のドラマの一番の話題作であった『ノーサイドゲーム』はとてもよいドラマだった。

 肩のこらない単純明快なストーリーだが、そこに企業スポーツの問題や、統括団体の問題など現実的な問題をからませているので、逆にラグビー業界を敵に回してしまうのではないかと思わせるものだった。単純だからこそ、ごまかしようがない。ワールドカップ前によくこんなことを表現していいのだろうかと少し心配になってしまった。そこがアクセントになって単純な勧善懲悪のレベルを超えていた。

 浜畑役の廣瀬選手もすばらしかった。普通現役スポーツ選手がドラマに出ると、どうしても浮き上がってしまってドラマどころでなくなる。しかし廣瀬選手は違った。まったくの演技素人が存在感をしめしていたのである。これは驚きだった。

 ラグビーシーンの迫力もすばらしかった。

 いよいよラグビーワールドカップの開幕である。その盛り上げにも大きく貢献したドラマだった。
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3 コメント

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Unknown (小父さん)
2019-09-16 14:48:23
私もこのドラマを楽しみました。

池井戸潤氏のストーリー展開はだいたい知っているつもりでもなにかドラマに惹きつけられるものがありました。

10日に観たテレビ アナザーストーリーズ「世紀の番狂わせ~そして彼らはヒーローになった~」
          ↓
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3444/1453121/index.html

でもキャプテンだった廣瀬俊朗氏が対南ア戦ではキャプテンを外されてのベンチ入りで見事にサポート役をこなしたことも扱っていたので余計に興味を持ちました。

芝居も不自然ではなかったですね!
Unknown (masasamm)
2019-09-16 15:00:05
コメントありがとうございました。
同感です (退職オヤジ)
2019-09-20 08:07:38
私も小父さん同様に感じました。


池井戸作品は、何か『懐かしさ』を感じます。それは、花登筺さんの細うで繁盛記のように、苦難にもめげず頑張り抜く生き様でしょうか。力道山さんの試合のようでもあります。

今回も勧善懲悪・・・のみならず、最後は『ノーサイドの精神』が昇華していく。

『ルーズベルト・ゲーム』にも似たスポーツを題材にしたドラマは、『ラグビー』というタイムリーな話題を中心に元銀行員の池井戸さんらしく、会社組織の不条理をも絡めて盛り上がっていきました。

廣瀬俊朗氏が出演していたのにも『粋』を感じちゃいました。

これを機会に未読の池井戸作品を読んでみたいと思います。

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