映画『グッドバイ』を見ました。舞台の『グッドバイ』を見たばかりだったので、期待して見に行きました。舞台と映画はストーリーが違い印象ががらりとかわっていました。それぞれが味わいのある作品になっていました。
監督:成島出
原作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:大泉洋 小池栄子 水川あさみ 橋本愛 緒川たまき 木村多江 濱田岳 松重豊 戸田恵子
舞台作品はナンセンスでありながら、逆にそれが人生を感じさせるというものでした。ストーリー自体がおもしろさになっていたのです。しかし、今回見たこの映画は、ストーリー自体は少しシンプルになっていました。一方では表情や戦後の日本の情景がしっかりと描かれていました。
戯曲の魅力であったナンセンスさが消えてしまったわけではありません。ホテルのダンスのシーンや緒川たまきの飛び降りなどのシーンで象徴的に示されています。
クスっと笑える変わった恋愛ドラマとして、楽しむことができました。