ハルの笑顔はヒマワリの花

私の大切な息子は知的障害を伴う自閉症でした。5年間という短い人生でしたが、彼はたくさんの宝を遺してくれまいた。

息子ハルの5年間の様子を紹介しています
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【おすすめ絵本】三びきのやぎのがらがらどんの怪物トロルが怖い【自閉症児育児】

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私の息子のハルは自閉症でした。当ブログではハルが生きた5年間の軌跡をハルが通っていた療育園の連絡ノートを元に紹介します。(連絡ノートの説明はこちらから⇒ハルの笑顔はヒマワリの花【ブログ説明】

お子さんと毎日どんな遊びをしていますか?

家にいると遊ぶ内容って決まってきませんか?

ハルの場合は、言葉が出ていなかった分、何で遊んだらよいのかわからない時もありました。

 でも、療育園では、家ではできない遊びをしてくれるので、遊びの幅が随分広がりました。そんな療育園の遊びを紹介します。

 

三びきのやぎのがらがらどん ごっこ

三びきのやぎのがらがらどん ごっこをしました。4歳児さんたちが作った橋を借り、音楽に合わせてストーリーを進めていくと、ハルくんも橋の上をすり足でわたっていました。トロルの鼻も掴んで、みんなでやっつけました。 

 

 

三びきのやぎのがらがらどん あらすじ

 「がらがらどん」という名前の3匹のヤギが山の草を食べて太ろうと思って吊り橋を渡ろとしました。

 しかし、吊り橋の下には、恐ろしいトロルという怪物がいます。

 初めに一番ちいさなやぎが吊り橋を渡ろうとすると、トロルが現れやぎを食べようとしますが、そのやぎは、 

あとからもっと大きいやぎがくるよ

 

 と言うと、トロルはこのやぎを見過ごすことにしました。

 そして次に大きいやぎが吊り橋を渡ります。

 再びトロルが現れて、「食べてやる!!」と脅かします。

 しかし、このやぎも 

あとからもっと大きいやぎが来るよ」 

と言い、二匹目のやぎも見過ごします。 

そして、最後に一番大きなやぎの登場。

 トロルは再び 「食べてやる!」 と脅かすと、大きなやぎはトロルに立ち向かい、トロルをやっつけてしまいました。

 こうして、無事に吊り橋を渡ったやぎ達は、山の草をたんまりと食べることができるのでした。

 療育園の帰りの集まり

 この「三びきのやぎのがらがらどん」は、ハルが通っていた療育園の帰りの集まりのお話の時間にも先生たちが人形劇のようにやってくれます。

 その時のトロルの

こらー! わしの橋をだまって通るのは誰だー!

 「ようし、食べてやるから覚悟しろ

 と言うところは、本当に迫力たっぷりに言ってくれるので、

 本気で怖がるお友達もいました。

 中には、三びきのやぎのがらがらどんの小道具がでてくるだけで隠れる子もいてました。

 本気で読んであげたら、お子さんは怖がるかもしれませんね。

 「悪いことしたら、トロルがくるよ!!」

なんて言ってみたり・・・。

こうやって人形劇・・・といっても、かなり大掛かりで、先生手作りの吊り橋なんかは大人が2人で運ばないと運べないし、トロルもぬいぐるみのように作ってくれているので、迫力がありました。

家ではできないことをしてくれるので、本当に遊びの幅が広がりました。

 

↓↓↓ CDがついているのもあるようです。

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