2回目の大腸腫瘍切除のための入院!ガンでない事を祈る。復活に暗雲が!

飛行機暗雲へ入院

皆さんお久しぶりです。

かっちゃんです!

昨年の11月末日にこのブログを病院内で更新して以来の投稿になります。

いろんな予期せぬ出来事があり、2か月半のブランクが空いてしまいました。
あまりにも劇的な出来事を体験し、弱気になった時期もありましたが、
またこの場に戻ることが出来ました。

これも読者の皆様、家族、医療スタッフ、会社の皆さんのお陰であると改めて感謝するとともに、私のブログテーマ「復活」を改めて目指していきたいと思います。

身体の変化、心の変化、生活の変化をまたこの場にて皆さんにご紹介したいと思っております。

そして、必ず参考になるような情報をお届けいたしますのでまたお越しいただけたら幸いです。

同時に、ブログ更新をしない間もアクセスして頂いた方々に心より感謝致します。

えんじ色の巨塔に再入院

2019年11月22日ついに再入院となりました。前回と同じ自宅から比較的近くにある大学病院を選びました。私の病院選びの記事でも書いてある通りの選択で、絶大なる信頼をしている所です。
選択肢はいくつかあっても迷いはありませんでした。
何より、スタッフ、施設、この病院のシステムを熟知しているので前回の入院とその違いを感じやすいし、意見も言いやすい、どう進化したのかもリポートできると思い選びました。

以前の入院が2年前でしたので、同じ病院の2年間の進化を報告できると思います。医療の最先端と言われる大学病院の変化は皆さんにも興味深いものとなるでしょう。

入院までのあらすじ

最初の大腸ガンの手術から2年が経ち、調子の浮き沈みはありましたが7割方の社会復帰が出来たと自負していました。(病気以前と勤務時間や生活内容全般を比べて7割です)

しかし、

2019年の春の会社の健康診断で便からの出血血糖値や中性脂肪の数値の異常が見られ、
再検査の打診を受け、夏頃からかかりつけの大学病院の下部病院に診察に行きました。

会社の健康診断結果です。健康診断2019

 

大腸内視鏡検査の結果ですぐに大学病院への紹介状が渡され、この場ですぐに手術を行って再発の可能性がある腫瘍を取り除いた方が良いと伝えられ、納得して帰りました。

ぱっと見でガンではなさそうだ!でも、放って置くとガンに成長するから早めに取り除きましょう!

 

入院決定となりました。そして、開腹手術も決定しました。

できれば腹腔鏡手術で取り除いてほしかった…

大雑把に言うと、開腹手術と腹腔鏡手術の2種類あって、切るか、穴をあけるか、入院の日数や、入院費用、社会復帰までの日数に差が出てきます。

今回の入院手術の目的は、前回手術で取り除き、繋げた部分付近にできた腫瘍を取り除くためのものです。

ガン再発や転移を想像していたのですが、その可能性は低そうな印象で安心したのを覚えています。

手術までの1週間の過ごし方

入院してからの1週間は糖尿病のコントロールに主眼を置いたものとなった。これは前回の入院から予想できたものであり、余裕をもって過ごすことが出来た。

食事と投薬治療、
そして、運動、気持ちの整理と、せっかくの休暇となるのでこれからの生活や将来のための勉強の時間と割り切って過ごそうと自分に言い聞かせました。

ちなみに、入院や手術に必要な物は前回の入院時のものを取っておいたので、不安はありませんでした。何でも揃う大学病院の売店と24時間営業のコンビニがありますから…

準備にはこちらのページを参考にしてください。

新しく準備したものは、弾性ストッキング、紙おむつ、尿取りパッド、タオル類と、粉末のコーヒー、そして二冊の本でした。入院予定の2週間のうちに何回も熟読して、退院後の復帰するための知識の基盤としようと思いました。

ノートパソコンも持ち込み、記事を更新する意欲満々で臨みました。

トレーニング

入院当初は、身体全体の怠さは感じられたが、ほとんど自覚症状がなく自分としては良性のポリープを切除するものであると考えていたので、ほぼ健康体で入院していると考えていました。

この時体重は81.5㎏まで増加していました。復職してからの多くのストレスで食事の量やバランス、飲酒によって体への負担は増していましたし、運動不足を認めざるを得ませんでした。

ランニングシューズを持ち込み、病院内の広大な敷地にある東棟西棟を結ぶ長い渡り廊下はあまり患者さんに知られてない格好のトレーニング場所になりました。

1日約3時間はウォーキング、ランニング、ダッシュ、自重筋トレ、柔軟体操を少し汗をかく程度に行いました。

病院の廊下

ここでのトレーニングの最中に、この入院がもっと過酷なものになる症状が見え始めていました。

食事

手術前までは食欲がなくなることは全くありませんでした。

食事に関してだけは病院食をほとんど守り、持ち込みで食べたのがチョコレートのリベラと小分けの甘納豆、粉末のコーヒー(ブラックコーヒー)、炭酸水(甘くないもの)でした。

一生懸命に食事と運動に取り組みましたが、手術前まであまり体重の変化はありませんでした。

病院食の一例です。ご覧ください!糖尿病食事

量が少なくてかわいそうね!

とっ、糖尿病食なんです!

歩いて食事を取りに来れるおばあちゃんの患者さんとのおなじみの会話です。

この頃の血糖値は、入院前の数週間については家での食生活をSNSでリポートしていたのですが、120∼200位を推移していました。糖尿病治療薬エクメットを服用していましたが、入院当初は、インスリン注射となり、薬はメトグルコとエクアになりました。

インスリン注射

糖尿病くすり

大腸についての薬の処方はありませんでした。

こころ

入院前は精神的にも滅入ってしまった時期があって、弱気になってしまった時期がありました。

とてつもなく不安定になり、全てに負けそうになりました。

落ち込むカラス

眠れなくなって、少しでも眠れるようにそして、
精神的安定を求めて、精神科、心療内科を受診したのですが、別の機会に心の問題についてはまとめてみたいと思います。

結果的に言えば、この心療内科の受診は全く意味のないものでありました。そして
医療の、人間の本質を学べた良い機会であったと思います。

精神科や心療内科での診察に予約が必要である事が十分理解できた!

勉強

経済自立するための勉強です。闘病にはお金がかかりますからね!

働き方改革についてもこれからの社会がどのように進化していくかを見定めることは特に大切です。
そこで、
前述したこの2冊の本を何回も読みました。今回はこの本をしっかり読み込む事、病院内での出来事を記事にする事に集中しました。
私はITリテラシーがとても低い古典的な人間でしたので、知らない単語が多く、中学生が大学入試の長文読解をするように時間をかけて読み進めました。

Amazon、5Gの本

合わせて昔の作家さんが作品を書くように、あえて、方眼ノートに文章を書き込みまとめる練習をしました。パソコンで漢字変換してまとめる作業でなく、リハビリの為としてノートに書き込みました。

ここまででお分かりの通り、相当前向きにこの入院を迎えることが出来たと思います!
頑張れ自分!!

コメント