疲れた時や考え事のある時には、森に入り、山道を歩くのが一番のリフレッシュ法。
コナラやアオダモ、モミジやヤマボウシ、ツツジやマンサクと・・。
山野草も一杯です。
藤袴、野菊、吾亦紅、山紫陽花、丁字草、ヤブコウジ、不如帰と・・。
東京にも手付かずの森は残されています・・。
と、言うのは冗談で、こちらは町田市のO邸の庭。
施工4年が経過していますが、本日は春のお手入れに伺いました。
4年前の作庭前。
何とも殺風景です。
家の周りの土地は奥行が3m~が2方を囲む単純なもの。
この限られたスペースに、デザインし、「市中の森」を作りました。
造園家によっては、7メートルクラスの山の樹を街道添いの庭に植えて、一見見栄えは良いですが、強風に揺れるのを痛々しく思う事があります。
そういう樹木は数年すると少しずつ弱り、作者の作意だけが残って、劣化します。
木漏れ日が映り、樹木が寄り添いながら、山野草と調和する環境こそが、「森を映す庭」なのではないかと思います。
風(ふわり)の庭 公式HP