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退職代行を使って会社を辞めた話

退職代行を使って会社を辞めた話

 
4,5か月前ある会社に入社をした。
設備関係の会社だ。
正直何となく決めてしまった。
それがよくなかった。
実際入ってみて思ったことは
今まで経験してきた仕事とは全くの異種だということ。
自分が経験してきたものを何も生かすことが出来なかった。
しかも在職中【ASD】を発症。
このことは後で詳しく書いていきたいと思う。
まず設備が何なのか、図面や専門用語・記号、工具の名前も殆ど分からず怒鳴られることも日常茶飯事。
多分これが引き金になったのだろうと思う。
仕事は最悪だった。
ミスを連発。言われたことを理解できない。まったく見当違いのことをしてしまう。
自分でもなんでこんなにミスをするのか全く理解できなかった。
何度見直しをしても上司に提出した後にミスが発覚。
1度や2度の事ではなかった。
あまりにもおかしいので精神科に診てもらうとASDだとのこと。
ちなみに結構大きな総合病院で
診てもらいました。診断をし結果が出るまで約1ヶ月かかった。
仕事自体も正直興味を持てる分野ではなかった。
主に、トイレや空調の設置、メンテナンスをするのだが、はっきり言って興味がなかった。
ただ、何となく正社員になりたいという気持ちで面接に行き、受かってしまったのだ。
正直言って自分にも落ち度はある。
碌に考えもせず仕事を決めてしまったのだから。
ただ、田舎なものであまり仕事がないのが現状なのである。
なので、選ぶことが出来ないし、職種もそれほど多くはない。
あとは職場の人間関係がダメだった。
これで人間関係が良ければ続けていこうと思えるのだが
ここの職場は(というか他の職場もそうかもしれないが)地元の人間同士の付き合いが
非常に強い職場だと感じた。
自分は他県出身の為なかなか彼らと距離感を縮めるることが出来なかった。
これは留学をしていた時にも似たような経験がある。同じ日本人なのに酷く疎外感を感じることが
度々あった。あと、ASDのためうまくコミュニケーションが取れずどうしていいか分からないことが
多かった。これも、留学中同じことがあった。集団の中でどうやって振舞っていいのか分からないのだ。
逆に1対1なら何ら問題はない。これもASDの特徴だと知ったときは変に納得したのと、自分のせいでは
無かったという何とも不思議な気持ちになった。うまく付き合っていくしかないのだと思う。
 
最後に一番へこんだことは年齢について言われたこと
自分は30を過ぎている。そこから新しい業界で0から何かを学ぶというのはかなりハンデになるのは
自分でもよくわかっている。本当は自分の知っている業種で働こうとも思った。それが一番賢明な判断だ。
ただ、何年もその業界にいると色々と良い面と嫌な面が見えてくる。どの業界もそうだが。
なので、心機一転、自分が一度も働いたことのない業界で働いてみようと思った。
自分は仕事に年齢は関係ないと思って今まで生きてきた。が、自分の上司に何度も年齢のことを
言われることがあった。たまたま、自分と同時に入った人で18歳の子がいた。その子を引き合いに出され
 
「2人が10年うちで仕事をしたとして、その時お前は40を超えるが、彼はまだ20代だ。この差は大きい。差は埋まらない」
 
と、言われたことがある。録音しておけばよかったと思う。
非常に悔しかった。が、事実だ。年齢は変えることは出来ない。
これを言われたとき、こういう風に見られてるのかと思い何かフッと糸が切れた。
辞めようと思った。別に義理がある会社でもないし。食っていければそれでいい。
 
辞めると直接社長に言うと、
まだ4,5で何がわかる。石の上にも3年。もう少し続けてみろ。辞めるのはいつでも出来る。
など言われた。
 
言いたいことは分かる。
入ったばっかりで何がわかるんだと自分も思う。だけど、なんていうか思いっきりアウェーなんだよ。こんな疎外感感じて働いたことは初めてだよ。
しかもその後直属上司から引き止めされたし。
 
というわけで、退職代行を使い辞めた。
本心ではなかったが、この会社とは縁がなかったんだろうなと思い辞めた。
 
 

決め手になったこと

診断書をもらいそれと退職願を出したところ
受理されなかったため退職代行を使おうと思った。はじめから使おうとは思ってはいなかったが結果こうなってしまった。
 
最後に
設備とか建築関係はやめた方がいいなと思う。
例えば、工業高校出身とか、建築の仕事を若いうちからやっているとか、図面を見るのが好きだとか
建物を作るのが好きだとかそういう人なら向くと思う。