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性犯罪は身近に起こってる

伊藤詩織さんが日本での性被害をテレビで話していた件、これを全くないと言い切るには単純すぎるかなーと思います。

 

ブコメのリンク↓

b.hatena.ne.jp

 

私は容姿が良くないけども、地元で性被害に遭ったことがあります。私でさえそんな経験があるのだから世の中の可愛い女の子たちを思うと、、。

 

小学校中学年くらいか忘れたけど、下校途中に一人で駐車場をウロウロしてたんですね。人気はなくて住宅街だから全く人が通らないわけではないけど…みたいな場所。で、男の人が近寄ってきて「何だ?」と思ったら相手の股間から白っぽい液体をビャッとかけられたんですね。今思えば完全に!ひどい性犯罪!なんだけど、当時子供だったので意味もわからず、履いてたズボンの股の辺りにかかったのが何か汚く感じて履くのをやめたりしたことがあります。「何かイヤ」な体験をわざわざ話すのも、、という感覚だったので大事にならず。これが20と何年か前の話。

 

あとは高校2年のとき。予備校の帰りに家の近くを歩いてたんですね。街灯も少なくて人気はなし。後ろから早足で近づいてくる人がいる!と思ったら尻を触られて。しかも撫でるとかじゃなくて尻の間に中指を這わせた、かなり触りに来てる触り方でした。ヒッと固まってると相手は駆け足で去っていきました。怖かったのでさっさと家に入って忘れようとしたのを覚えています。

高2はもう1回あります。自転車で家の近くまで来たとき、自転車に乗った男が追い越しざまに胸を触ってきたんですね。触った後は自転車でダーッと逃げていきましたけど、恐ろしい、異常者には関わりたくないし証拠もないので誰に話すこともなく終わりにしました。これは…15年くらい前の話。

 

制服を着る頃に電車通学をしていなかったので、痴漢に遭ったことはありません。だけど、電車以外にも、普通の住宅地にも異常者はいて明るみになることはない。被害者にかかるコストが大きすぎるから。強制性交の件といい、伊藤詩織さんは強いし立派だと思う。

 

私のささやかな悲しい事件は、これまでなかったことになっていた。いまブログに書いてやっと輪郭ができたようなもんだ。なぜ誰にも言わなかった?と聞かれると、メリットがないから、かなと思う。人相や年代なんてわからないし、「夜道を一人で歩いてたのも悪い」と言われたら心が折れる。異常者とは関わり合いになりたくないし、忘れればなかったことになる。今でも間違ってるとは思わないし自然な判断だと思う。

 

だから性犯罪というのはニュースの中で起こっているもので、当事者以外は身近に感じるのが難しい。だから痴漢がどれくらい発生しているかわからないし、どれくらい女性が男性を警戒しているかもわからない。当然。

今回騒ぎになって「俺はやってないのに男全部のせいにするな」という気持ちもわかる。性犯罪を憎く思ってるのに犯罪者と一括りにされるのは屈辱的だと思う。だけど、被害者からしたら誰が加害してきた、というのはわかりようがないので『男』というカテゴリにならざるをえない部分がある。

 

 

痴漢に関するアプリは頼もしい。

Digi Police

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Don't Worry - 痴漢抑止アプリ

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もうめっきり電車にも乗らないし、夜道も歩かないので不審者に出会うことはなくなったから通報のためにアプリを使うことはなさそうだ。Don't Worryはヘルプを受信できるそうなので、入れてもいいかもしれない。

映像の力は強いので、何かあればすぐ動画を撮れるような俊敏さもあるといい。相変わらず電車にカメラは行き渡らないけどこれかららしい。遅い。

trafficnews.jp

性犯罪者は『やれそうな人を狙う』から卑怯者だ。死すべきだし被害者のケアを第一にすべき。「被害者にも落ち度があったのでは?」という言ってやった感だけある言葉は滅してほしいと思う。