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『アリー/ スター誕生』アリーの愛が深い

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出てくる曲ぜんぶ良かった

アリーのシンデレラストーリーは序盤のうちに駆け上がってしまったので、鑑賞中は長いこと「このアル中おじさんはよぉ・・・」と呆れてばかりだった。いつも酔ってて大事なことを話せないとか、絡み酒してくるとか、粗相をするとか、ほんとこの人だめだろって思うけど、アリーの愛が愚直に一本で愛らしい。が、いたたまれない。

自分のプロデュースを任せてショービジネス界で揉まれてるアリーが、仕事に対してプライド持ってやってるのを感じ取れて良かった。タレントとしての方針転換はよくあることだし本人の意向と沿わないことが多いだろうけど、だからダメという風に思わなかったし、ポップス蔑視とも思わなかった。自分のツアーにジャックを帯同させようとするなんてなかなか大胆な考え。(方向性違いすぎて客冷える)

 

月並みだけど、歌唱シーンはやっぱりすごい。すべてに説得力があって見応え十分。最初の段階で「映画館で観ればよかった~!」と思ったし。アリーの飾り気のないまっすぐな歌声で嘘のない、命を燃やしてるような表現が心に残る。ラスト、追悼公演でジャックの言う「戻った」アリー・・・というか、オーケストラの前で・ホールで・という環境がただそのままアリーであるだけのようで良かった。カントリーでもポップスでもアリーはアリーよね。『I'll Never Love Again』の最中にジャックの回想を入れるだけで流れる涙の量が倍になってしまってその演出ずるい。


I'll Never Love Again (from A Star Is Born) (Official Music Video)

 

アリーとジャックのイチャイチャシーン、はにかみながら幸せ感じてそうなのがとてもキュートで最高。

アリー/ スター誕生(字幕版)

アリー/ スター誕生(字幕版)

  • 発売日: 2019/04/03
  • メディア: Prime Video