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「く」→「い」 ソクラテスの産婆術(問答)を垣間見て

2020-06-26 22:40:31 | 日記
中田さんのYouTube動画はいろいろ為になり、とても楽しいものが多い。

「(西洋)哲学」の第1回目の動画のソクラテスの「欺くこと」に関する問答の内容から考察した事を以下に記す。

ソクラテスは「欺くことは悪いことか ? 」とあるソフィスト(ソフィスティケート=洗練された、という言葉をご存知だろうか。確か、その語源でもあるので、興味が湧いたら、調べてみてね)に訊ねる。

「勿論、悪いことだ」と答える相手に彼は「君の友人が自身を傷つけようとしていて、君がそのナイフを隠したとする。友人はナイフは何処だ ? と尋ねるが、君は、知らない、と友人を欺いたとする。それでも悪いことか ? 」と言を重ねる。

ソフィストはそこで言葉に詰まる(多分、筆者の解釈がかなり入っていて、原文というか訳文とはかなり違ったところもあると推察するが、面白そうだ、と想ったら、プラトンのソクラテスに関する著作などをお読みになってね)。


此処に来て、おらあ、想う。

ナイフを隠したことは「悪」ではなく、最早、それは「愛」なのだ、と。

つまり、あ「く」→あ「い」であり、一字が万事、それだけでまったく違うものとなるのが、この世界である。

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