高瀬川でカヤックとパックラフトの違いを考える

カヤックとパックラフトの違いについて考える第2弾である。第一弾もよろしく。

パックラフトとカヤックの違いは何なんだろうか?じっくり考えてみようと思う。


イノーちゃんと強殿さん宮ポン♀の4人で高瀬川を下ることになった。私はカヤック、他の3人はパックラフトで下る。上流も下流も丁度楽しい水量であるが、岩を避け避けとなると、私のカヤック技術では困難の為、初日は下流セクションを下る。大町運動公園スタート、龍門淵まで。15~18km位あるだろうか?

スタート高瀬川

以前、サニーエモーションのツアーで下った事はあるが、ほとんど覚えていないが、かなり楽しかったことは覚えているので、高瀬川楽しみである。流れが速くエディが取りにくい為、おっかなびっくりで慎重に下っていたが、段々カヤックの特性がわかってくるとどこまで行けるか攻めたくなってくる。

カヤックを始めたばかりの今だから感じるカヤックとパックラフトの違いを忘れないうちに書いておこうと思う。もう少しうまくなると、感じなくなるかもしれないし、勘違いだったと思うかもしれないが…

カヤックとパックラフトの違い

水面が近い。パックラフトの方が喫水が高い為、上体が高い。カヤックはパックラフトよりも水を被り、エキサイティング。でも水が冷たいとちょっと寒い。

船底の形状が違う為、カヤックの方が回転性が高い気がする。というか曲がり始めると収拾がつかない。パックラフトの方が、反応はおっとりである。その分まっすぐ漕ぎやすい。

船底がロッカー形状になっているカヤックはよく回る。船底が平らなパックラフトは回りにくい。じゃあなぜカヤックの方が直進性が高いのだろうか?謎である。長いからか?

スキーやスノーボードのように目線が非常に大切。パックラフトは体と船がそこまで一体化していないが、カヤックはかなりの一体感がある為か、目線に下半身が付いてくる為、目線方向にカヤックが動く。障害物を避けようと障害物を見ながら一生懸命漕いでるとどんどん障害物に向かってく現象。スノーボードのツリーランで良く起こるあの現象と同じである。木にぶつかりたくなければ木を見るな!という事なのである。

後傾になると途端にうまく扱えなくなる。これもパックラフトではあまり感じなかった。リーンをかけようと左右に傾けているつもりで斜め後ろに傾けている感がある。後傾になると体重が後ろに乗ってしまい、バウが上がる。スタン側に水を被りバランスを崩す。瀬の中でかなり船が立ち、必死にブレースを入れて持ち堪えた。パックラフトだとある水準を越えて傾くと一気にフリップするが、カヤックは持ち直せる気がする。

パックラフトと違い重いのでポーテージがクッソしんどい!!

とりあえずこんな所だろうか?

さて、話を高瀬川に戻しましょう。カヤックの特性が少々分かり、案外フリップしない事がわかってきたので調子に乗って攻めていると、本流に支流が流れ込み右に曲がりながら流れる瀬で、どんどんカヤックが左を向き始める。修正しようと頑張るのだが、合流地点で完全に回され後ろ向きになり、あっという間にフリップ。

真後ろに人工物が見え落ち着いてロールを試す余裕もなく、慌てて沈脱し泳ぐ。

パックラフトのメンバー達にレスキューしてもらう気満々だったのだが、皆さん流されてくるカヤックをどう扱っていいのか戸惑っている。何とか頑張って、自力で陸に上がる。やはり流れの中でのロールを早くマスターしなければ!

私が流されてる動画↓↓↓

パックラフト&カヤック 高瀬川ダウンリバー 今日も流される!!

一度沈脱するともう怖いものなしである。ドンドン調子に乗っていく。強殿さんにからも漕ぎはじめと後半では別人のようだといわれますます調子に乗る。

後半戦は大きなトラブルなく龍門淵公園に到着し無事終了。車を回収がてら、高瀬川沿いの本日のキャンプ地へ移動。久しぶりの川キャンプである。

ゴールの犀川

イノーちゃんが一生懸命タープを作っている横で、面倒なので車中泊派の私と強殿さんは焚火を囲んで宴会を始める。コロナのやつも焚火の火には適うまい。

オッサン二人なので、料理は①切る②焼くの2工程で大概完了する。インスタバエしない感じが大変良い。アルコールが入り良い感じに出来上がってきたころ、雨がポツリポツリ。天気予報を見ると、イノーちゃんのタープではもたないくらい降りそうである。大丈夫か!イノーちゃん!

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク