新築工事その9【外壁、屋根、太陽光パネル】一条工務店i-cube

上棟の時に家の周りに足場が組まれていましたが、外装工事が終わると足場は取り外されます。意外と早く外装工事は終わった印象です。外装工事には外壁タイル貼りや軒の完成などが含まれます。今回はそんな外装工事の進捗を紹介します。

外壁タイル

上棟時に工場からやってきた外壁パネルはタイルが貼られていな部分が残っています。外装工事では空いている部分にタイルを貼って完成させます。

上の写真はタイルを貼る前の外壁の様子です。黒い下地や木材の部分が見えています。この部分はさらに電気設備をつける予定なのですが、その配線はまだないようです。

上は外壁の電源コンセント用の配線が見えています。ここも最終的にはタイルが貼られてきれいに仕上がっていました。

外壁タイルの利点はメンテナンスしなくても長持ちということです。一般的なサイディングでは10年に一度塗り直しが必要で、その分メンテナンス費用がかかります。一条工務店のタイル外壁なら10年に一度目地の補修をすればいいそうです。その分メンテナンス費用は安く抑えられます。また、光触媒効果で汚れを落としてくれるので、年数がたっても見た目がきれいです。

ただ、実際の印象としては、こんな板にペタペタ貼ったタイルが何十年も持つんだろうか、とは思います。それも住んでみてのチェックポイントですね。

ガルバリウム屋根

我が家の屋根には太陽光パネルが載っていますが、全面ではありません。費用の問題や北側斜線の影響で一部はガルバリウム鋼板の屋根になっています。また、間取り上で1階の上に2階がない部分が存在していて、その部分もやはりガルバリウム屋根になっています。

こちらは1階部分の屋根です。上から見ると屋根の色は白いですね。タイルも貼り終わっていて、外装は完成間近です。

雨樋も取り付けられています。すでに砂のような汚れがたまっています。雨樋って時々掃除したほうがいいんでしょうか?

こちらは2階がある部分のうち、ガルバリウム鋼板の屋根になります。色は同じく白いです。屋根の色は特に聞かれなかったので、ガルバリウム鋼板の場合は白のみなのかもしれません。まあ地上からは屋根の上はほぼ全然見えないので、何色でも関係ないですが。

ちなみに、屋根の種類は太陽光パネル以外では3種類あります。ガルバリウム鋼板かスレートかパラペットです。屋根の種類によって形状や勾配が変わってきます。我が家は斜線規制の影響もあって形状に制約があったのと、メンテナンスが一番楽そうなのでガルバリウム屋根を採用しました。どの屋根を選んでも全くメンテナスしなくてよいとはならないようで、雨漏りを防ぐためにはそれなりのメンテナンスが必要です。ガルバリウム屋根は10年に一度防錆塗装をすればよいということなので、コスト的には高くなさそうです。

太陽光パネル

我が家の屋根の大半は太陽光パネルが載っています。屋根の作りとして、まず木の合板があってその上に防水シートが貼られ、そこに太陽光パネルが載る、という構造です。現在の仕様では太陽光パネルの下に火災防止用の珪酸カルシウム板が貼られるようですが、我が家の建築当時はまだそれはありませんでした。

屋根を上から見るとこのようになります。「パネル」って感じですね。正直格好よくはありません。でも地上からは見えないからいいのです。

こちらは太陽光パネルと屋根下地との隙間です。あまり隙間はありません。10㎝くらいでしょうか。猫が入ったりはできなさそうです。でもスズメやコウモリとかなら入れるかも…。気になるのはやはり火災リスクは長期的なメンテナンスです。太陽光パネルも10年を超えると火災リスクが生じてくるようです。また、パネルは30年は余裕で持つらしいですが、じゃあ60年は?となるとわかりません。防水シートにも寿命はありますし、いずれ大規模な修繕が必要になるかもしれません。

こちらは軒の裏側です。外装工事前はここも木材がむき出しでしたが、完成時は何かのパネルが貼られてこのようになりました。材質はわかりませんが、防水、耐火、通気用の何かだと思います。

外装工事完了

無事に外装工事が終わると足場が取り払われます。外側はすっかり家らしくなりました。新しいタイルが目にまぶしいです。

今回は外壁や屋根の様子を紹介しました。

タイトルとURLをコピーしました