こんにちは
本日は看護師小林が担当させて頂きます。
よろしくお願い致します
11月も下旬になり寒さが増してきましたが、皆様体調を崩されておりませんか。
インフルエンザの流行も例年より早いそうですね。
当院では、加湿をしたり、空気清浄機を使用したり、クレベリンを置いたりして感染予防に努めております。
早寝早起き、手洗い、うがいをして、暖かくしてお過ごし下さいね
本日は鵞足炎(がそくえん)についてご紹介致します。
当院で診させていただいている患者様の多くは、半月板損傷や軟骨のすり減り、OA(変形性膝関節症)ですが、
中には、鵞足炎でお膝にお痛みが出ている方もいらっしゃいます。
鵞足炎の場合では、膝関節内のダメージとは異なり、お痛みがでる場所も少し違います。
鵞足とは
半腱様筋、薄筋および縫工筋の腱が扇状に広がりながら脛骨に付着し、その部分が水鳥の足のような形であることから鵞足と呼ばれています。
この付着部を押すと痛みがあり、また、足に抵抗を加えて曲げさせたり、膝を一杯まで伸ばさせたりすると痛がるとき鵞足炎が疑われます。
拡大すると、
膝を繰り返し曲げ伸ばしすることで鵞足に付着する筋・腱・滑液包などが炎症を起こし痛みが発生します。
予防
① 運動前後のストレッチは十分に(特に膝を曲げる筋肉)
② 運動直後の20—30分のアイシング、その後は温める
③ ランニングをする場合、距離は徐々に伸ばすようにする
④ シューズの検討(クッションの効いた靴か?土踏まずの位置はあっているかなど)
⑤ 運動する場所の検討(土や芝の地面、平坦な場所など)
⑥ フォームの検討:正しいフォームづくり(膝が内側に入っていないか、足趾が外を向いていないか)
などが挙げられます。
治療
① 消炎剤・鎮痛剤の内服
② 湿布などの外用剤の併用
③ マッサージ
④ ストレッチ
⑤ 足底板の作成(シューズ底の内側を高くするなど)
マッサージやストレッチを組み合わせた鵞足炎の痛みにおすすめのメニューの 動画解説をご紹介しておきますので、参考にしてみてください。
鵞足炎についてお分かりいただけましたか
鵞足炎に対しても当院の再生医療は効きますので、お気軽にご相談下さい