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コウモリの駆除方法とたった1つの対策 費用はいくら?体験談を交えて解説します!

コウモリが自宅に住み着いて困ったな…。

なんとしても駆除したい!

 

今回は、実際に自宅にコウモリが住み着いたことがある私の経験から、実際に行った駆除方法とたった1つの対策、費用はいくらか?を自身の体験談を交えて解説します!

 

 

コウモリの駆除方法とたった1つの対策

自宅に住み着いてしまったコウモリの駆除方法は、コウモリ忌避スプレーなどでまずは家から追い出します。

その後に対策として、住宅にある隙間を塞ぐのが一般的。

 

そう、たった1つの対策とは隙間を塞ぐこと。

 

それだけ?と思われるかもしれませんがこれがとにかく重要です!

これからそれを解説していきます。

 

住宅に住み着くのはイエコウモリ

まず、コウモリといえば暗い洞窟の中に住んでいるイメージがありますが、実は私たちの生活の中に潜んでいます。

 

ありとあらゆる建築物の隙間をねぐらにし、住宅でいえば換気口、屋根裏、軒天、瓦の中、シャッターなどに住み着き、糞尿をまき散らし異臭を放つ。

その糞尿には菌がいっぱいで人体に悪影響を及ぼします。

 

そして、住宅に住み着くのはイエコウモリというアブラコウモリの一種

体長は小さく4~5センチほどで、体重は5~10g

4月~10月の間に活動し、11月~3月は冬眠に入っている。

 

そのコウモリ、とにかく狭い所が好き。

隙間が1センチでもあればそこに入り、集団で住みかにする。

 

問題は住宅にある隙間で、コウモリが外部から侵入しないようにしなければなりません。

 

最近の大手住宅メーカーは屋根裏の空気を循環させる通気口を害獣対策クレーム対応の為に、隙間を極力無くしつつ、空気はちゃんと抜けるように設計しているメーカーや、オプションでそのような仕様に出来るようになっています。

 

しかし、築年数が古い住宅は家自体の隙間が多いので、コウモリが多発する地域だとコウモリの住みかにされやすいのです。

住み着かれるかどうかは、結局住んでいる地域によって左右されてしまうのです。

 

体験談

私が現在住んでいる自宅は築15年の中古物件。

購入前の内覧時に一通り見て、立地も良かったので購入に至りました。

 

ただ、内覧時に一つだけ気になる事が。

 

玄関前、バルコニー、そして軒下に大量の糞が落ちていたので不動産屋の担当に聞いたところ、あまり気にした様子もなく、私も数年空き家だったのだから鳥の糞か何かが溜まってるだけで、掃除すれば問題ないだろうと思いそのまま契約しました。

 

契約も終わり引き渡しも完了したので、まずは自分で家中の掃除。

そして、気になっていた大量の鳥の糞らしき物もキレイに掃除完了。

これで住む準備も整ったので住むことになります。

 

ある日帰宅し、玄関前で鍵を開けようとしたその時です。

 

鳥の糞らしきものがまた落ちてる!

 

 

最初はたまたまかと思いましたが、毎日増えていくのでおかしいと思い、玄関前以外のバルコニー、軒下もチェックするとそこにも大量の糞が。

 

ここから地獄が始まります。

 

毎日帰宅するたびに糞の掃除をしながらまずは犯人の特定。

最初は単純に自宅周辺で鳩をよく目撃していた為、鳩の仕業と思い込み、鳩対策をしますが効果なし。

ネットで糞の形状を調べたところ、鳩ではなく、ネズミかコウモリに絞られる。

 

さらに詳しく調べ、ネズミではないと断定。

となれば犯人はコウモリの一択。

だがまだ遭遇した事がない。

 

コウモリは夜行性なので昼間はねどこで寝ている。

活動を開始するのは18時~19時半なので、その時間帯に家の外を周り軒下を見上げると、 

 

コウモリが何十匹も家の軒下から出てくる!

 

 

この動画のように。

とまあ、かなりの衝撃を受けつつも、まずはこの事をほんとに知らなかったのか不動産屋の担当に連絡。

すぐに来て丁寧に対応。

 

コウモリ駆除費用

コウモリ駆除業者さんに連絡をとってくれ、駆除業者さんに見てもらったところ、かなりの数のコウモリが住み着いてるらしく、コウモリをすべて追い出し、軒天全周の隙間を埋める必要があるので、足場を組む費用と施工作業で50万ほど費用が必要だとのこと。

 

その不動産屋はコウモリが住んでいるなんて知らなかったと言うが、人に売る物件をちゃんと調べもしないでよく売れるなと思う。

私も購入時にもっと慎重になればよかったのだが。

 

その施工費用50万は不動産屋が出すわけがなく、駆除業者さんに、屋根裏の清掃と軒天の隙間は埋めない変わりに、超音波でコウモリを遠ざける商品をネットで購入してもらえれば、屋根裏の清掃と、屋根裏に超音波の機械設置をウチが負担しますと言うのでお願いしたが、不動産屋の負担額は5万ほど。

 

そりゃ50万負担するよりはそっち選びますよね。

納得いかないけど。

 

とりあえずその時は50万がすぐ用意出来なかったので、屋根裏の清掃と超音波の機械を設置してもらうが、駆除業者さんが「一応設置しますけど、こんな物一時的で、効果ありませんよ」と、こっそり教えてくれたが今回は我慢して様子を見る事に。

 

超音波機は効果なし

機械を屋根裏に設置して数日。

超音波の音が地味に耳障り。

肝心のコウモリへの効果は、毎日元気に屋根裏に帰ってきてくれてるので全く効果なし!

 

コウモリ対策に超音波が効果があるとネットなどで言われてますが、ほんとに一時的なだけで効果なしなので無駄なお金を使わないようにしましょう。

 

大規模リフォームを決意

それから1年ほどコウモリと格闘する毎日。

唯一の救いは冬眠に入る11月~3月。

この時期に外壁の清掃をするが、築15年の外壁の痛み具合とコウモリの糞尿で傷みまくり。

元々内装はリフォームしていたが、外壁は塗り替えていなかったのでこれを期に外壁を含む、自宅の大規模リフォームを決意。

 

外壁を塗り替えるという事は必然的に足場を組む必要があるので、リフォームをきっかけにコウモリの隙間対策も一緒にやってしまおうと決めたのです。

 

すぐに地元の信頼あるリフォーム会社に連絡し、リフォームを依頼。

 

コウモリ駆除業者さん

担当者にコウモリの事を相談したところ、コウモリ駆除専門業者を呼んで話ましょうと。

そして来てくれたコウモリ駆除業者さんは何と!

 

去年不動産会社から紹介された駆除業者さんと同じ方々!

 

これは運命だと思った(笑)

 

駆除業者さんは私の自宅への施工方法は、去年来たのである程度分かっていたらしく、安心して任せられました。

そして、駆除業者さんから「あの設置した機械役に立ちましたか?」と聞かれたので、

「いえ、全く」と答え、施工が済んだらあの機械を取り外してくれると言ってくれました。

 

私の家が施工してもらったのはこの動画の状態に近いです。

 

 工事終了

そして、工事も全て順調に終わり。

見事に軒天の隙間が塞がれ、コウモリが侵入する事が無くなりました。

 

こちらが実際に自宅を施工して頂いた画像です。

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ただ塞ぐだけでは屋根裏の換気が出来ないので、画像のように空気の通り道を確保するように施工してもらえます。

 

以上が私の体験談を含む内容でした。

 

まとめ

今回のケースのように住宅軒天の隙間からコウモリが侵入する例は、コウモリが多く生息する地域では多々あるようで、

駆除業者さんもコウモリの活動が活発な時期は、予約いっぱいでかなり忙しいみたいです。

自宅でもし見慣れない糞が落ちていたら、コウモリを疑ってみましょう。

軒天の隙間や通気口、コウモリが入れる僅か1センチの隙間を見逃さずに。

 

コウモリを少しの間追い出したいならこの商品が効果的。

 

よく使っていてお世話になりました。

コウモリがビュンビュン出ていきます。

また帰ってくるので必ず隙間を塞ぎましょう!

 

くどいようですが、とにかく隙間!

自分で何かやっても無駄。軒天などは高所で危険。

コウモリ駆除業者さんに全て任せておけば安心間違いなしです。

 

コウモリに悩んでいる方は早めの対策をしましょう!