「ふしぎの国のバード」第6巻 明治初期、西洋人女性の目で見た日本の風物や人情の貴重な記録 | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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スマートフォンのKindleアプリで本を読み終わった時表示された広告で「ふしぎの国のバード」の第6巻が発売されていることに気付き、すぐに購入しました。

「ふしぎの国のバード」は「イザベラ・バードの日本紀行」を原作にしたコミックです。これまで5巻発売されていたのですが、なかなか面白く次が出るのを待ち焦がれていました。(連載の関係か発売の間隔がずいぶん長いようなのです。)

イザベラ・バードと言う人は19世紀のイギリスの旅行家、紀行作家でした。日本では特に「日本紀行」や「朝鮮紀行〜英国婦人の見た李朝末期」が有名です。

まだ江戸時代の名残が強く残る明治初期の日本や李朝時代の朝鮮を西洋人女性が旅行し見聞きした物をリアルに書き表した旅行記は今は想像することも難しいその当時の風物を垣間見る貴重な記録になっています。

「ふしぎの国のバード」はコミックですから文章だけではなかなかイメージしずらかった物も絵で見ることが出来ますし、原作はあくまで紀行文でノンフィクションですが、こちらはコミックですから面白いエピソードや人物の気持ちの部分などエンターティメントとしても読み応えのある物になっています。とくにバードさんと通訳の伊藤とのやりとりや様々な日本人との心の交流などとても面白く、すぐに読み終えてしまうので先がまた待ち遠しい、と言う事になってしまいます(笑)

今回もあっという間に読了。次はいつなんだろう。





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Youtubeに「イザベラ・バードの日本紀行」を朗読した番組の動画がありました。

ちょっと長いようですが見てみる価値はあるかも知れません。

お時間が許す方はぜひどうぞ。








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