Nanie(哀悼歌) Op. 82 弘前大学混声合唱団第14回定期演奏会より とりあえず一曲UP | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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中古のカセットデッキを入手。学生時代の懐かしい演奏を聴いたりしています。悪くないじゃない(笑)

 

 


先日記事に書きましたように物置の奥の箱の中から出てきた古いカセットテープのなかに「弘前大学混声合唱団」の定期演奏会の録音がいくつかありました。1977年1月の第14回、1978年1月の第15回(の一部)、1979年の第16回。一年生の時の第13回の物もあったはずですが見つかりません。それに第15回の最終ステージのテープも不明。破損したのか、別なところに入れて分からなくなったのか・・・。意識して捨てるとも思えませんから保管のずさんさのせいですね(笑)ちょっと残念ではあります。

どれも音質が凄くいいとは言えませんが、取りあえず聴けるレベルではあるようなのでデジタル化した上で、できれば動画にして順次YoutubeにUPしてみようかなと思ったりしています。



今日はその実験もかねて、とりあえず一曲UPしてみました。


Nanie(哀悼歌) Op. 82 弘前大学混声合唱団第14回定期演奏会より

 


この曲は、1976年の全日本合唱コンクールで自由曲として歌いました。

「「Nänie」(哀悼の歌・悲歌)はブラームスが友人の画家アンゼルム・フォイエルバッハの死を悼んでシラーの詩に作曲した曲で、フォイエルバッハの母に献呈されました。

原題の「Nänie」と言うのはラテン語で哀悼を意味する言葉で古代ローマで死者を悼む歌として歌われていたものを「Nänie」と呼んでいたようです。ブラームスの「Nänie」(シラーの詩)の題材はギリシャ神話の3つの物語、死んだ妻を冥界に迎えに行くオフェリウスの話や恋人アドニスを守れなかったアフロディ-テの嘆き、トロイ戦争の英雄アキレウスの死とその母女神テティス嘆きの歌から取られ、最後は

「愛する者の口より出ずる嘆きの歌は素晴らしいものだ」

と言うフレーズが繰り返され、余韻を残して締めくくられます。」(ブラームス 「Nänie」 今日はしばらくここで立ち止まっていたい より)



懐かしい歌です。聴いているうちに頭の中は昔に戻ってしまったようでした。

上手いか下手かは別として・・・

やはり


懐かしい。




(合唱なのに、歌っているメンバーの顔がひとりひとり浮かんだりするのはどうしてだろう?(特に男声) ・・・(笑))