11月19日発売 そえだ信「地べたを旅立つ 掃除機探偵の推理と冒険」(早川書房) いよいよ明日! | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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「地べたを旅立つ 掃除機探偵の推理と冒険」いよいよ明日発売開始です。

 

「鈴木勢太、性別男、33歳。未婚だが小学5年生の子持ち。北海道札幌方面西方警察署刑事課勤務……のはずが、暴走車に撥ねられ、次に気づいたときには……「スマートスピーカー機能付きロボット掃除機」になっていた! しかもすぐ隣の部屋には何故か中年男性の死体が。どんなに信じられない状況でも、勢太にはあきらめられない理由があった。亡き姉の忘れ形見として引き取った姪・朱麗のことだ。朱麗の義父だった賀治野は、姉と朱麗に暴力を働き接近禁止令が出ていたが、勢太がそばを離れたとわかったら朱麗を取り戻しにやってくる。勢太の目覚めた札幌から朱麗のいる小樽まで約30キロ。掃除機の機能を駆使した勢太の大いなる旅が始まる。だが、行く手にたちはだかる壁、ドア、段差! 自転車、子ども、老人! そして見つけた死体と、賀治野と、姉の死の謎! 次々に襲い掛かる難問を解決して小樽に辿り着き、勢太は朱麗を守ることができるのか? 第10回アガサ・クリスティー賞大賞に輝く、選考委員たちがその卓越したアイデアに驚愕した掃除機ミステリ登場!」(ハヤカワ・オンライン より)

 

手っ取り早く言うと、ロボット掃除機になってしまった刑事が札幌から小樽まで向かっていくロードノベル。(手っ取り早く無いか(汗)・・・って言うかこれじゃ意味不明(笑))

 

設定自体はSF、と言うかかなり意表を突いています。アガサ・クリスティ賞でも選考委員の方々を驚かせたという話ですが、私もこの作品の原型になる物を作者から送られたPDFで読んだ時は、目が点になるという表現に近い感じでした(笑)

 

マジか?(笑)

 

で、このへんてこな「ロボット掃除機」が「諦められない理由」のため人の眼を避けながら健気に(?)旅に出ると、そこで次々と色々な人物や事件に出会っていきます。そして最後は恐ろしい相手との・・・。

 

SFであり、ミステリーであり、サスペンスの要素も。殺伐とした事件に出会いながらも人情話的なものやほんわりとしたユーモアも漂わせ、それでいながら(たしかハヤカワの編集の方がTwitterで断言していたように)ハードボイルドでもあったりするのです。(何言ってるのか分からなくなりましたが(笑) 読んでいただければ何となくは分かって貰えると思います(笑))

 

舞台は札幌から小樽間、それで作者は北海道生まれ、札幌在住。

北海道のたくさんの人に読んで貰えたらうれしいな。

(いや、もちろん全国の方に、です(笑))

 

今日も表紙の写真目一杯貼り付けます。

 

明日書店でぜひ実物を!!

 

 

 

こちらは、作者のTwitterです。

(始めたばかりのようですのでぜひフォローしてやって下さい(笑))

そえだ信  Twitter

 

 

 

 

 

 

第10回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作 11月19日発売開始。

いよいよ明日 !!

 

地べたを旅立つ 掃除機探偵の推理と冒険

札幌方面西警察署刑事課勤務の勢太は小樽市で交通事故に遭い、目覚めると――ロボット掃除機となっていた……こんな姿になっても義父からDVを受けて勢太が保護していた姪を、護らなければいけない! 卓抜な着想で選考委員たちを驚嘆させた掃除機ミステリ

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