11月より花束レッスンコースはじめます
詳しくはこちら→ミツキノブーケコース
今日は、私の花屋時代の話を。
花屋に勤めはじめた最初に配属された店舗は、
ホテルの中の店でした。
そこで、毎週金曜日に作成するお花がありました。
各階の受付カウンター台に置くアレンジです。
陶器やガラスの器で、アレンジのデザインは、全くの自由。
15~20㎝前後の器でしたので、そんなに大きなお花ではなかったですが、受付台に置くお花ですので、華やかさも必要です。
その週の宴席や婚礼で使用しないお花を使っての作成でしたので、決まった花ではなく毎週花材も変わります。
このアレンジの作成が、とっても鍛えられました!
私は、花の仕事を始めたばかり。
アレンジの「いろは」もまだよく理解できていない段階から、作成させていただいていました。
もちろん、他の諸先輩方スタッフと共に。
毎週違うお花で、かつカウンター台のお花ですので『魅せるデザイン』にしないといけません。
毎回緊張しながら、器とお花とにらめっこ・・・
どの器でどの花材を組み合わせ、どんなデザインにするか・・・を瞬時に考えます。
そう、瞬時に。
もちろんはじめは、自分の中にデザインや花合わせの「引出し」が全くありませんから、めちゃめちゃ迷いながら・・・
でも自分なりに挿してみて、完成すれば先輩にチェックをお願いします。
で、もちろん修正だらけ。
恵まれていたのは、大先輩方が毎週毎週、本当にていねいに教えてくださいました
その教えていただくひとつひとつを吸収しながら、修正し、修正してはチェックしていただき・・・の繰り返し。
なんとかOKいただいたものを各会場へセッティング。
先輩が作成されたアレンジも一緒に持って行きながら、
「なんでこんなに先輩のお花は、活き活きして見えるんだろう」といつも思って見ていました。
「こんなデザインもできるんだ」とか、
「今度この花合わせ真似してみよう」と思いながら・・・。
そんな毎週のいわば『花の千本ノック』を繰り返しながら&毎日のメンテナンスをしながら、少しずつ吸収し、理解し、花のことを知っていったんだと思います。
今思えば、とっっっっても貴重な経験
自分で考えてデザインするということ。
見て同じものをつくるだけだと、身につかないことってやっぱりあります。
自分で感じる。考える。
そんなことが上達への第一歩だったかなと。
たぶん、花だけに限らず、どんな道でも同じようなことが言えると思います。
でも、最初って結構大事。
吸収したいと思えること、そこに突っ走る時期って大切ですよね。
あの時代、基礎をたたき込まれたこと。
そして、
ずっと花を変わらず好きで、
ますます好きでいられることに感謝しながら・・・
今日はちょっとそんなことを想い出しました
ではまた~
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