バイクを買ってもう3ヶ月以上が過ぎた。私が買ったバイクの車検は今年の10月21日まで。だから日本に一時帰国する前に、やっておかねばならなかった。ネットで調べると、やはり陸運局まで行かねばならないらしい。検査は陸運局の近くの修理工場のようなところでやるようだが、自賠責は陸運局で払うらしい。そういえばこの前行った時に、自賠責を払う窓口があった。

 私のところからだと、バーンチャークの陸運局の方がわずかに近いが、モーチットの陸運局の方が、もう3回も行っているので気が楽だ。そう思っていると、同僚から、すぐ近くに自動車車検場があり、そこで全部やってくれるとの情報を得た。実は、車検自体は陸運局ではなく、近くの車検場でやってから、自賠責だけを陸運局に払いに行くのだと、在住者のブログで読んでいたのだが、そこは自賠責の手続きもやってくれるらしい。

 その車検場は、私の家からバイクで10分もかからない。帰国を1週間後に控えた日の午後、そこへ行ってみた。小さな車検場だが、バイクを置いて受付のようなところに行くと、とても愛想の良い係員のような人が中に入れてくれて、英語が少し話せる人を呼んでくれた。

 でもそこで一つ失敗。タイで何かを手続きするのに、パスポートは必要だと思い持参したが、ワークパーミットを持っていくのを忘れたのだ。実はパスポートや運転免許証は、IDカードとしては有効だが、現住所を証明できるのはワークパーミットだけなのだ。

 本当に近くでよかった。そのまま取りに帰っても20分ほどしかかからない。でもそれを渡してしばらくすると、外の整備員の人に呼ばれた。グリーンブック(バイクの登録証)を見せながら、「これは黒なのに、ピンクと黒と書いてある」と言う。タイ語だったので、最初は何を言われているのかわからなかったが、ゆっくり言い直してくれてようやく理解した。登録証には、本体の色がピンクと黒と記載してあるのに、実際、そのバイクは黒だけなのだ。

「じゃあどうすればいいの?」「登録訂正をしなきゃいけない。」「できるよ、お金はかかるけど」と言われ、中に入りいくらかかるのかを確認してもらった。
 結局、自賠責の保険が300バーツ、車検が440バーツ、登録訂正が1500バーツで合計2240バーツとのことだった。でもモーチットまで行くことはないし、そこでまたタイ語で説明されても、ちゃんと理解できなかったかもしれない。少なくともここは、タイ語と片言の英語の単語で、何とか私がわかるように説明してくれた。

 「金曜日(2日後)にはできているから、取りに来てね」と受付の女性に言われて、ホッとした。まあお金で済むのなら、これくらいの出費は仕方がない。それにしても、いろいろと問題のあるバイクだった。バイク本体の性能や乗り心地は、全く問題はないのだけど。それにしても、どうしてピンクと黒なんだろう。私が買ったレンタルバイクのお店が、黒だけに塗り直したのだろうか。

 前日の木曜日の夕方には、タイ語だったけれど、「もうできたから明日取りに来て」と言う確認の電話も入った。そして金曜日、バイクを停めるとこの前の整備士さんが私を見つけてくれて、受付に「日本人が取りに来たよ」と言ってくれた。

 私が住んでいるのは、日本人の多いスクムウィット地域ではなく、サトーンというところだ。もちろん日本人も住んでいるが、それほど頻繁に見かけるわけではない。サトーンはかなり高級なコンドもあるが、私が住むのは少し下町的なところで、人々もとても親切だ。結局バイクもすぐ近くで買えたし、ほとんど近隣で用事が済んでしまうのはとてもありがたい。

 タイ情報から見に来てくださった方が必要があればと思い、一応その車検場名を記載しておきます。

 
ตรอ กลางกรุง พระราม3  35/2 Soi Amon Chongnonsi Yannawa

 


 にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村 


肺がんランキング 

にほんブログ村 病気ブログ 肺がんへ
にほんブログ村