不動産経営者は、賃貸経営に注力した方がいい
不動産経営者で、複数の事業収入があるとよい、という人がいますが、銀行はどうとらえているでしょうか? というご質問がありました。
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結論から言いますと、複数の事業をやって、どれもこれもいい加減になるくらいなら、一つの事業にだけ集中していた方がよいです。
不動産経営者であれば、賃貸経営だけに集中しましょう。民泊やホテル業などはサービス業であり、まったく別の事業です。
どうしても新しく事業を始めたい、ということであれば、業種や業態によっては、許認可が必要な場合があるので注意しましょう。不動産経営者は、総じて、法令順守の認識が甘いところがあります。
(民間金融機関は、事業の許認可に対してチェックが甘く、政府系は非常に厳格です。)
やり方についてですが、一つの法人で複数の事業をやるよりは、一つの法人に事業が一つ、のほうがよいでしょう。複数の事業があるならば、その分だけ法人を設立する方が、融資する側としてはありがたいです。(だからといって、隠したりしてはいけません)
融資を受ける側にとっても、一つの法人で複数の事業だと都度、試算表など事業別の収支を銀行に提出する必要があり、面倒です。
また、銀行は、業績の好調な事業に対して融資したいと思いますが、そうでない事業には融資したくありません。一つの法人で複数の事業があると、悪いところに資金流用されるのではないかと警戒します。
人間は、一つのことに集中できますが、他は疎かになりがちです。足を引っ張られるくらいなら、始めからやらない方がましです。
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