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function.phpを直接触らず、いざという時はセーフモードもあるプラグイン

WordPress・プラグイン
この記事は約5分で読めます。
     

function.phpを直接編集するカスタマイズの際は、注意しないとワードプレス自体が動かなくなってしまう事があります。

当然、バックアップをとっておいたり、注意深く編集はしますが「万一」の場合のドキドキはありますよね。

そこで今回は、function.phpを触らずに、簡単にコードを追加したり編集したり、更にはコード単位で管理できて ON・OFFもできる便利なプラグインのご紹介です。

プラグイン名:Code Snippets


 

メリット・特徴

  • function.phpを直接編集しなくて済む
  • 好きなコード単位で管理できてわかりやすい
  • コード単位で、ON/OFF切替も可能
  • いざという時は「セーフモード」が使える
  • テーマを変えた際も、作成したコードはそのまま使える
  • 作成したコードはエクスポート・インポートが可能なので、他のワードプレス環境でも利用可能

いざという時とは、ワードプレス自体が動かなくなり、ログインできなくなってしまった場合ですが、このプラグイン内で記述したコードがすべてOFFの状態で立ち上がるセーフモードになります。

セーフモード機能がある事で、万一の場合も問題が簡単に解消できます。

 

処理ごとに分けて管理可能なのでとてもわかりやすいです。

コード一覧画面サンプル

コード一覧画面サンプル

 

インストール

プラグインの新規追加から検索し、インストール、有効化します。

Code Snippets

 

有効化すると、メニューに「Sinppets」が追加されます。

 

使い方

All Simppets を開いてみるとサンプルがいくつか用意されていて OFFの状態になっていますが、こちらの中からコピーして作成する事も可能です。

Code Snippets

 

 

 

タイトルとコード

「Add New」から新規作成し、わかりやすいタイトルを付け「function.php」で実行したいコードを記述します。

Code Snippets 追加画面

 

 

プライオリティとランオプション

プライオリティ(優先順位)を上げたり下げたりする必要があれば、数字を変更。

RunオプションはデフォルトでOKですが、意味は以下の通り。

Run snippet everywhere
WordPress管理画面とサイトの両方でコードを実行

Only run in administration area
WordPress管理画面でのみコードを実行

Only run on site front-end
サイトが表示された時のみコードを実行

Only run once
1度だけコードを実行します。

 

例えば当サイトの例ですが、投稿一覧画面で記事IDと文字数を表示するコードなどは上記2番目の「管理画面でのみ」にチェックしています。

その場合はタイトル横に工具のスパナマークが付き、タグにも「admin」が自動で付きます。

 

 

説明文とタグ

タイトルに書いたもの以上に説明文が必要であれば「Description」に記入します。

Code Snippets:説明文とタグ

 

 

管理用にタグをつけることもできます。編集完了したら「Save・・・」ボタンで保存します。

Code Snippets:説明文とタグ

 

 

コードにエラーがある時

記述したコードにエラーがあった場合、セーブボタンを押すとエラーのラインなどを表示したメッセージが出てセーブが出来ないようになっていますので、エラーを解消し保存します。

 

セーブボタンを押した時点で「コードが有効化」されます。

 

コードのON/OFF

一覧画面で、作成したコードのバーを操作します。

ON状態

OFF状態

 

万一、動かなくなった場合

セーフモードで立ち上げる事が可能ですが、ワードプレスのファイルを編集し、FTPクライアントでのファイルアップロードする必要があります。

 

FTP操作がわからない方は以下を参考にして下さい。

FTPクライアントの使い方(FFFTP)とワードプレスのファイル構成
今回は、私が何十年も変わらず使っているソフト「FFFTP」でFTPクライアントの使い方と、ワードプレスでのファイル構成を紹介します。 既にワードプレスが稼働している方向けの説明になっています。 ワードプレスをこれからインストールされる方は以...

 

wp-config.php を編集する

FTPでダウンロードし、編集します。

「wp-config.php」はワードプレスがインストールされているディレクトリ直下にあります。

 

最終行に以下を追記します。

define('CODE_SNIPPETS_SAFE_MODE', true);

上記の1行を追加する事で「Code Snippets」プラグインがセーフモードになります。

 

アップロード

編集した「wp-config.php」をサーバーへ上書きアップロードします。

 

ログインして原因を解消する

先ほど追加したコードでセーフモードになっているので、Code Snippetsで有効化されているコードがすべて無効化されています。

 

不具合が出る直前に編集・追加したコードの内容を確認して下さい。

有効化して問題ないコードは有効化し、動作を確認します。

 

wp-config.phpに追記したコードを削除

「wp-config.php」に追記した1行を削除し、再度、上書きアップロードしてセーフモードを停止します。

 

以上です。

 

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