こんにちは
メンタル・ラボ所長のえみ＠コロンビア大学大学院臨床心理研究中です
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週末は私の通う教育大学院の学校説明会でした。
生徒会活動の一環で少しお手伝い。
そういえば、去年の今頃から留学の準備をしていました。
当時はMBA受験しようと思っていて、教育大学院はノーマーク。
社会人で留学、と言えばMBA！と思っていましたし（視野狭）
「生涯かけてやりたい」本当に情熱を注げること、
人から言われなくてもやってしまうくらい興味のあること
が勉強できるなんて思っていませんでした。
（本来の学問はそうあるべき、と思います）
ですがMBA受験の過程で、
今取り組んでいる臨床心理をもっと深く追求したい！
と気づくことが出来ました。
MBA受験のエッセイでは、
MBAで何を得たいのか、
将来何がしたいのか、
なぜMBAが必要なのか、
ひたすら聞かれます。
中でも私にとって決め手になったのは、
「What matters most to you?」
あなたにとって最も大切なものは何ですか？
という質問。
そのヒントを探しているときに、
どなたかのブログか何かで、見たのです。
「自分の子供や孫にも恥ずかしくないエッセイを書け」
と書いてありました。
私は7年以上、医薬品開発の仕事をしてきたので、
ファイナンスやマネジメントを学んで、
さらにそのキャリアを押し進めることもできたかもしれません。
でも、私は敢えて、
臨床心理学の世界にどっぷり浸かって、
どうやったら、
以前の私のような苦しみ、
自分なんて価値がないと感じてしまう辛い気持ち
が軽減できるか、
どうやったら皆が満たされた毎日を過ごせるか研究したいな、
と思いました。
でも、当時、
いざ心理学やるっていっても、
教育大学院て所謂「先生」、が行く所と思っていましたし、
教育大学院という選択肢はありませんでした。
とある尊敬する大先輩が教育大学院の選択肢を示してくれて、
そこから今の道が開けました。
受験の過程でも数え切れないアドバイスをいただき、
私の人生を180度転換するきっかけを与えてくれた方です。
（むしろ540度くらい）
今私が学んでいる理論によると、この出会いがあったのも、
私の「準備が整った」からなのです。
覚悟といってもいいかもしれません。
他人の期待には応えない覚悟、
自分を思いきり表現する覚悟、
自分の人生の責任を取る覚悟、
自分の軸に沿って生きる覚悟。
否定されたり、
がっかりされたり、
嫌われるかもしれなくて、
怖いですけど。
でも、結局自分がすべてだな、って思います。
もしいまの環境が嫌で、苦しくて、それでも抜け出せなくても、それは自分が選んでいることなんですよね。
勿論、恵まれない職場の、最悪な上司に憤りを感じたり、なんて人生は不公平なんだ、と思うかもしれません。
でも、その「感情」に酔っていても現実は何も変わりません。
私がよく恩師に言われていた言葉で今でも大切にしている言葉があります、
「感情に酔いたいのか？成果が得たいのか？」
感情はポジティブにしろネガティブにしろ、気づかないうちに、
酔ってずーっとそこにいることも出来ます。
何も行動しなくてよいし、心地よいのです。
でも感情に酔って、悲しい、辛い、寂しい、とか言ってもなーんにも変わりません。
人間には苦しみも悲しみも乗り越える力があると信じています。
だから、今辛くて悲しくても、このブログなりなんなりで、
ちょっとでも、成果を得るために、一度感情をおいておこうかな、と思ってもらえたら幸いです。
といっても、
私だって、未だに能力ないなーと凹んだり、仕事ができてどんどん活躍していく人をみて焦ったり、
～しなければ、と苦しくなたっリ、感情に振り回されることもあります笑。
でも大事なのは、また自分の原点に戻ることができること。
いつも完璧な自分で前向きに進む必要はないのです。
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代表: 清水絵美/東大薬学/コロンビア大学大学院臨床心理学/脳研究家
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