天気の子を観てきた件【ネタバレあり】
先週、新海誠監督の「天気の子」を観てきました。
前作「君の名は。」は劇場に4回足を運ぶぐらいハマりましたが、今回はどうでしょうか・・・?
結論からいくと「君の名は。」のように感動はしませんが、傑作である事は間違いないかと思います。
「君の名は。」では東京は三葉ちゃんの憧れの街という事でキラキラとした光に溢れた「おしゃれな美しい街」という表現がされていたと思います。
それに対し「天気の子」では東京に住む人からの視点でリアルな東京が描かれていました。
バニラの街宣車やドンキの看板、風俗街などを雨の中で描く事でより一層鬱蒼とした雰囲気が醸し出されていました。
島から家出してきた帆高少年の「東京への憧れ」というものが陽菜さんに出会うまで地に落ちているのが印象的です。
「君の名は。」で三葉ちゃんが瀧くんの身体を使い、憧れの街東京をエンジョイしていたのとはえらい違いです。
帆高少年が陽菜さんと天気を届ける仕事を始め、徐々に画面は明るさと色を取り戻していきます。
そんな中ある依頼者と出会うのですが・・・
そこに登場したのはまさかのあの人でした・・・ッ!
この後姿・・・ッ!
そしてこの声・・・ッ!!
そう、君の名前は・・・
前作主人公出ましたコレ。
パッと見で瀧くんと認識させる為か、ポロシャツの襟のラインが瀧くんの高校の夏の制服の袖やネクタイの色と同じという配慮。
ゲームでもアニメでも前作の主人公が出てくると超興奮しますよね。
帆高少年には悪いですが、カッコよさが段違い。
やっぱ瀧くんはイケメンやで。
その後帆高少年が指輪を買う店の店員が三葉ちゃんだったりとこの前作主人公2人に関しては誰もが分かるようになってましたが、テッシーとサヤちんや四葉の登場シーンはさっぱり分かりませんでした。
しかし前情報なしで観たのは大成功でした。
「君の名は。」ファンは是非とも観るべき映画。
そして、本田翼は思ったより悪くないですよ。
予告にあのシーンを使ったのは悪意しかない。