逆流性食道炎を鍼灸でケア

胸やけの女性 症状別の治療

豊田市の いっぽ堂はり灸院です。

 

ブログに訪問して頂きありがとうございます!!

 

飲み会の翌日
なんだか胸焼けがする

喉の奥に酸っぱいものがこみ上げてくる

等の気持ち悪い症状

誰でも一度はあるのではないでしょうか?

そんな症状が
食事をする度に起こるとしたら

それは逆流性食道炎かもしれません

以下では逆流性食道炎について
世間一般に言われている説明と

鍼灸でどのように逆流性食道炎に対処するのかについて
書いていきます

逆流性食道炎の原因

口から食べた食物は
食道を通り胃に送られるのですが

 

食道から胃に移行す部分は

括約筋の働きで
食べ物が通る時以外は
閉じていてph1~2という強い酸の逆流を防いでいます。

 

この括約筋の機能が衰えると
胃酸と混じった食物が逆流します。

 

通常ならば、
食道の蠕動運動により
すぐに胃に戻されますが

これが正常に機能しなくなると
食道粘膜が強い酸にさらされます。

食道粘膜は胃のように粘液で守られていないため

強い酸で炎症や潰瘍を生じることとなります。

胃酸の出過ぎが原因なのか?

病院で内視鏡検査等を受け
逆流性食道炎と診断されると

 

主に
食道粘膜を保護するお薬と
胃酸を抑制するお薬が処方されます。

また胃酸が出過ぎない世にと
酸っぱいものを摂り過ぎないようにと指導されます。

胃酸が原因だからそれを抑えるというのは
分かりやすいのですが、、、

食べたものを消化するのに
胃酸は必須です。

 

胃粘膜から分泌されるペプシノーゲンは
ph1~2という強い酸性で
ペプシンとなり

タンパク質を分解します。

胃酸を抑えるということは
タンパク質が胃で十分に分解されないまま
十二指腸に送られることを意味します。

十二指腸においても
タンパク質分解酵素は膵臓から分泌されるのですが

比較的分子量が小さいものが対象の為
未消化の食物が小腸・大腸へと送られます。

未消化物は腸内で
腐敗を招き、ガスを産生します。

このため腹部の膨満感が生じることになります。

胃は食べたものの量に応じて
その大きさを広げる野ですが

お腹にガスが充満し
張った状態では
胃は十分にその容積を広げることが出来ません

このため胃の中の圧力は高まり
食道から送られてきた食べ物を
押し返すことになります。

つまり胃酸が少ないため
食物の完全消化が出来ず
逆流性食道炎を発症していると考えられるのです。

胃酸の分泌調節

胃酸の分泌は3段階で調節されています

脳相

食べ物を見たり、においを嗅いだり、
味わったりすることで胃液の分泌を促します。

胃相

胃に食物が入ってきたという、物理的な刺激が
胃液の分泌をさらに促進し、ます

腸相

食物が十二指腸に入ると
タンパク質分解物や脂肪の刺激により
神経を介して胃の活動は
抑制されます。

 

胃液は食べ物が入っているときに
しっかり出て
消化をしてくれることが重要なのです。

消化を促すためのポイント
食前に酸っぱいものを少し摂る
ゆっくりよく噛んで食べる

 

逆流性食道炎への鍼灸アプローチ

胃腸の運動は
自律神経に支配されています

 

現代人は社会的、環境的にも
ストレスが多く

交感神経が優位となっています。

交感神経は
胃腸の働きを抑制し

胃液が十分に出ない体質になりがちです。

鍼灸治療は
経絡の「気」の流れを整えることで、
自律神経のバランスを改善し

自然治癒力を高めます。

また経絡治療では
陰陽五行に基づき
消化吸収をつかさどる脾胃を強化し

 

その働きを抑制するような
邪気を取り除くことで

逆流性食道炎の状態からの
脱却を図ります。

おわりに

逆流性食道炎は
胃酸の過多が原因だと
決めつけて

 

H2ブロッカーなどの
胃酸を抑制するお薬を飲み続けている方も
多いようです。

消化がうまくできないと
十分に栄養を摂取出来ないため

原器が出なかったり
体調の思わしくない日々を
過ごしているのではないで消化?

豊田市や周辺の安城市、岡崎市、知立市で

 

逆流性食道炎でお悩みの方は

 

鍼灸経絡治療)で
自然治癒力を高め、

より活動的な日常を
取り戻しませんか?

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