豆知識

バイクの盗難対策をいくらやっても怖いので保険を見積もり

Twitterのタイムラインを眺めていると流れてくる盗難ツイートを見るたびに恐怖と悲しみを感じます。

どれだけ盗難対策していても覚悟を決めた窃盗犯相手だと盗まれる時は盗まれるようです。

私の今乗ってるバイクはそこまで高価では無いので盗まれる可能性が低いとは思いますが、次に乗るバイクを考えるともっと高価なバイクになると思うので心配がよぎります。

特に私は長距離ツーリングをよくするので出先の駐車場(コンビニ、ホテル等)に停車する事も多いためそこで盗まれたらと考えると高価なバイクの購入に二の足を踏みます。

いろいろ考えた結果盗難される前の対策を考えるのも大事ですが、盗難された後の事を考えてみても良いと思い今回はバイク盗難保険について調べてみました。

バイクの盗難保険はどんなものがあるのか

どんなバイクでも入れる盗難保険を大きく扱っているのはどうやら少なく下記2社しかない模様です。

他にも盗難保険を提供している会社が見受けられますが引受先はSBI日本小短だったりします。

今回はこの2社について保険料もさることながら補償内容もかなり違ったので見ていきます。

ZuttoRideClub

バイク関連保険の大手ですね、カワサキやホンダなど大手メーカーで付帯する保険の引受先もZuttoRideClubだったりします。

ZuttoRideClubの盗難保険の特徴は、盗難に関連する下記3つの補償がパッケージングされた保険になっています。

  • 車両盗難保険
  • パーツ盗難保険
  • カギ穴いたずら補償

提供される保険は18種類あり、補償の上限金額により分かれるイメージです。

プラン年会費(税込)期間車両盗難
保険金額
車両盗難時
自己負担額
パーツ盗難
保険金額
カギ穴いたずら
補償金額
盗難54,400円1年5万円5%2万円2万円
盗難105,400円1年10万円5%2万円2万円
盗難157,000円1年15万円5%2万円2万円
盗難208,600円1年20万円5%2万円2万円
盗難3012,700円1年30万円5%5万円3万円
盗難4015,900円1年40万円5%5万円3万円
盗難5019,000円1年50万円5%5万円3万円
盗難6022,200円1年60万円5%10万円3万円
盗難7025,400円1年70万円5%10万円3万円
盗難8028,400円1年80万円5%10万円3万円
盗難9031,600円1年90万円5%10万円3万円
盗難10034,700円1年100万円5%20万円5万円
盗難12040,000円1年120万円5%20万円5万円
盗難15048,400円1年150万円5%20万円5万円
盗難18057,800円1年180万円5%20万円5万円
盗難20063,000円1年200万円5%20万円5万円
盗難25078,700円1年250万円5%20万円5万円
盗難30094,400円1年300万円5%20万円5万円

※引用元:ZuttorideClub盗難保険

この18種類の中のプランから車両査定額によって盗難保険プランを選ぶことになります。

※複数年契約の場合、加入時に決定された補償金額の2年目は90%、3年目は80%から、自己負担額(盗難保険加入時に算出した金額)を差し引いた金額を補償します。

実際にバイクが盗難された場合シミュレーション

私が乗っているNinja400(2020年式)車両購入時価格(712,000円)見積もりを出してみると車両査定額は

車両査定額(盗難補償対象額):660,000円

この車両査定額を元に18種類の保険プランの中から適用される保険プランは

盗難70保険(1年):25,400円

660,000円から自己負担額(5%-330,000円)を差し引くことになります。

660,000 – 33,000 = 627,000円が補償される金額になります。

SBI日本少額短期保険

証券、ネット銀行、損保などの金融商品を扱うSBIグループの一つで、バイク界隈ではあまり聞かないけど、YSP(ヤマハ専門ディーラー)、HARLEYの車両保険の引受先にもなってるようです。

SBI日本少額短期保険の特徴は、下記4つになります。

  1. 保険料が安い
  2. 購入時の車両価格を全額保証
  3. 補償時の自己負担の免責が無い
  4. 経過年数で補償額が減らない

普通は年数経過していれば車両の価値が下がってその分保証額が下がるものなに年数が経過しても購入時の全額が保証されます。

しかも購入時だけじゃなくていつでも加入できるなんて・・・年数経過したら盗まれたら得ぐらいの内容になってます。

実際にバイクが盗難された場合シミュレーション

私が乗っているNinja400(2020年式)見積もりを出してみました。

Ninja400(2020年式)の車両価格が712,000円だったので720,000円を入力(1万円未満は切り上げ)すると

1年間保険料:12,168円

SBI日本少額短期保険はZuttoRideClubと違い、自己負担の免責が無いので

12,168円払えば、720,000円全額補償されることになります。

他のバイクでも見積もり出してみます、私がカワサキのNinja400に乗っているのでカワサキの有名車種と適当に100,200,300万の区切りの良い価格で見積もりしました。

車種車両価格保険料(1年/一括)
Ninja H2 CARBON3,630,000円61,347円
—300万ライン—3,000,000円50,700円
Ninja ZX-10R2,310,000円39,039円
—200万ライン—2,000,000円33,800円
Ninja ZX-6R1,375,000円23,153円
—100万ライン—1,000,000円16,900円
Ninja400726,000円12,168円

価格の安い高いにかかわらず50万円事にに8,450円の保険料が加算されていくようです。

万が一盗まれて全て失う事を考えたら安く感じる金額に見えます。

私の金銭感覚からすれば現実的に購入するであろう200万前後のバイクだと3万程度になり任意保険と同じぐらいなので検討に値するレベルだと思いました。

ZuttoRideClubとSBI日本少額短期保険どちらがお得か

ZuttoRideClubSBI日本少額短期保険
保険料高い安い
自己負担5%なし
補償額車両査定額またはプランの上限車両価格全て
経過年数により補償額減る減らない
パーツ補償あるある

私が所持しているNinja400(2020年式)あてはめて計算します。

ZuttoRideClubSBI日本少額短期保険
保険料24,500円12,168円
自己負担33,000円なし
補償額627,000円720,000円
経過年数により補償額2年目(90%)・・・561,000円
3年目(80%)・・・495,000円
減らない
パーツ補償上限10万上限なし

二つを比べてみたら一目瞭然、バイクの盗難保険に入るのなら全ての面で優れているSBI日本少額短期保険一択ですね。

バイクは盗難されやすいので使い勝手のいい盗難保険は無いと思っていましたがいつでも加入できて全額保証されるめちゃくちゃ使いやすいものがありました。

SBI日本少額短期保険『みんなのバイク保険』の公式HPはこちらになります。