2019年11月6日水曜日

やっとやってきた!

待ちに待った2年間。



ついに手元に着ました。


ミロク製作所 MSS-20 新品!


スペック(同社HPより抜粋)


 銃砲店さんの話では今の新品は第3世代にあたる製品だそうです。




 待ちに待ったこの瞬間。先日ようやく所持許可が下りて、銃を手にすることが出来ました。猟師になりたいと思い立ってから早2年。手元に届くと長いような、短かったような不思議な感覚です。

 今期は兵庫県警がかなりご多忙だったようで、所持許可が例年より時間が掛かってしまったようです。いつもなら狩猟免許の習得後1か月ほどで許可が下りるようですが、今年は10月の末にずれ込むことに。

 第一種銃猟も初年度より登録して、取り組む予定でしたが兵庫県猟友会が猟期前にまとめて申し込む狩猟者登録に間に合わず、今年は罠猟のみの登録となりました。捕れる、捕れないは別にして「銃猟を行うぞ!!」と意気込んでいただけにいささか残念ですが、気持ちを切り替えて

 まずは罠猟をしっかり取り組みたいと思います。

 届いた銃は毎日ホホ付けの練習を行っています。そこでいくつかこのMSS-20という銃についてわかったことがありました。

 まず長い。やたら長い。そしてフロントヘビー。腕力にはかなり自信がありますが、毎日練習を行っていると左肩に筋肉痛が・・・(-_-;)長いバレルは取り回しに部屋の中でも気を使います。さて、これが実際の猟場に持ち込むと更に邪魔に感じることだろうなと今から不安。

 まだ光学機器を載せていない状態ですが、新品を購入したのでまだまだ扱いも丁寧に扱っています。藪の中とか掻く時にその内乱暴に扱いそうです。道具は大切に扱わなきゃ。

 次に空撃ちゲージの相性がある事が判明。装弾の長さでボルトの閉鎖に癖が出ます。2 3/4装弾では問題なく回転するのですが、それより少しでも短い装弾ではボルトが閉鎖しなかったり、排莢に難ありと猟師の諸先輩方がネットなどに書き込んでいる通り、装弾にも相性がある事が解りました。当たる、当たらない以前に操作に不安があるようでは駄目ですね。

 マガジンからの装填も同じでした。MSS-20は薬室1発、マガジンに1発の計2発装填出来るのですが、空撃ちゲージを1発ずつ種類を変えると、ボルトを閉鎖する途中で詰まります。何とかボルトを起こしなおして排莢しても次弾の装填も問題があります。

 例え練習用の空撃ちゲージでも、やはり相性を考えなくてはいけないんだと判った次第でした。せっかく手にすることが出来た銃を練習でダメにしては元も子もありませんね。

 操作の癖と言えば、ボルト閉鎖時にトリガーを絞って閉鎖すると撃鉄が起きない、つまり発射されない状態になるという事が判りました。一旦この状態になると再びボルトを操作(起こして閉鎖し直す)すると発射可能な撃鉄が起きている状態になりました。

 この操作方法は、調べてみると猟師がよく行っているようで、猟場でこの操作をおこなっておき、獲物を見つけると素早くボルト操作を行い、発射するです。ただ装填した状態で歩き回るのも僕は不安ですし、何より所持許可が下りた時に担当の刑事さんから


「儂が常に隣に居ると思って銃を扱えよ!」

「儂はお前を信用して許可を出したんや。男の約束やな。」

「破ったら即取り消し。二束三文で銃砲店行き確定やぞ!」


 と身の毛もよだつお言葉を頂戴したので、しっかりと法令順守。安全第一安全狩猟に努めて参る所存です!!2年もかけて手に入れて、一瞬の気のゆるみで失うのはご免ですからね。そして先ほどの操作方法だと、はっきりは判りませんが強い衝撃が加わると暴発するかもしれませんし。恐ろしやー。因みに当たり前かもしれませんが、MSS-20はボルト閉鎖時にトリガーを絞って閉鎖すると、セーフティーはかかりません。

 一口に ”銃” と言っても様々な違いがあるんだなと実際に手にしてみて判りました。



 さて、せっかく手元にある銃。初年度は狩猟には使用できないので射撃に精を出そうと考えています。師匠情報だと11月15日以降は射撃場は暇になるそうです。最初?と少しだけなりましたが、そりゃそうだと納得。猟期に入ればみんな山に向かいますもんね・・・素人にはうってつけの状態だという事です。

 ようやく手に入れたMSS-20を打ちまくっている(勿論法令順守で!!)ことをイメージしながら調子に乗って写真を一枚。







 

 一人暮らしの汚い家の中については触れずにお願いします!!






























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