38歳の高齢出産。 妊婦生活を中心に、人工授精、体外受精、新型出生前診断(NIPT)の経験をお話ししていきます。

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妊活の思い出

出生前診断を受けるか受けないか

投稿日:2019年6月9日 更新日:

こればっかりはあんまりたくさんの人に聞けなかったし
「受けました」って人、周りにいないですね。
話してくれないだけかもしれない。

出生前診断。
受けるかどうするか。

人それぞれだと思いますので、以下の話は私の個人的な考えです。

 

 

 

 

 

子供のいる友人何人かに「受けるか迷ってる」という話をしました。
みんな明確に「止めときなさい」と口出してくるタイプじゃなかったので反対されなかったし
「心配する気持ちはわかるよ」と言って貰えましたが。

その友人たちは出産年齢が30ちょい過ぎくらい、もしくは旦那さんが30ちょい過ぎ。
こんなことを言ってはなんだけど
「どんな子供が生まれたとしても受け止める」とすごく前向きな感じ。
出生前診断は受けていない。

一方30代後半~40代で不妊治療中の友人に
「もし妊娠したとして出生前診断は受けるか」を聞いたら
「受けたい」「明確に大きな障害があることが分かったらその時点で…」
という答えが返ってきた。

経済的に少し余裕があるのも関係してるかもしれないけど。

障害を持った子供が生まれる可能性が高いのと、
そういう子が生まれたとして
老い先短い自分がどこまで面倒を見られるのか。
成人したとして自分の手から離れて生きていけるのか。
子供が困らないようにお金を出来るだけ残していくことを考えて自分は死ぬまで働き続けるのか。

先のことを考えれば考えるだけ辛い。
自分の子供をこの手に抱くことが一番の幸せだと思っていたけど
それが見えてくるとその先の幸せを考えてしまう。

生まれるだけで充分だと思っていたけど
生まれた後、大人になるまで生きていけるか。
人の間で生きていけるのか。

子供次第でどんな人生でもあり得るはず。
だけど自分の老化した身体で無理やり作った子供が
生まれたときからハンデを背負ってしまった場合どうしたら良いのか。
ハンデがあっても輝いている人はたくさんいる。
ハンデを個性として。
本人の努力はもちろんだけど、でも親御さんや周囲のサポートも大きいと思う。
ただでさえ自分は不器用なので
(私は自分のことをアスペではないかと疑っています。正式に診断されたこと無いけど)
健康に生まれたからうまくいくとは限らないけど、
子供が少しでも苦しまずに済むようにしてあげたい。

子供のことを考えているようで自己中心的でないか。
子供のことを考えているようで弱者を切り捨てる考えではないのか。

いろんなことを考えたし
折角授かったので大丈夫だと思いたかったけど

死産になる可能性があったり
生まれてすぐ死ぬ可能性があったり
重度の障害の可能性があるという診断結果が出た場合は
中絶しようということで
夫婦二人で受けると決めました。

NIPTの詳しい話はまた次回に。

☆今日のまとめ
・出生前診断については、基本的に「人に相談できない」
・医療関係者の話は「ダウン症が判明したら、どうするかよく話し合って決める」という正論の域を出ない
・人権がらみのネット情報に注意
・結局どのみち何かでつらい思いをする。だから正解は無いので、いろいろな意見を参考にはしても、最終的には自分たちで決めなければならないし、自分たちで決めていい。

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